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傷つけたことを相手は微塵も覚えてない。だから強く生きよう。1/2


何年たっても忘れないぐらいにこちらが傷つこうが、相手は覚えてない。
生きていると、そんな場面にたくさん出会いませんか?

これは、大人になってから少しショックを受けた高校時代の話。


27歳になった今でも、
16歳の私に起きたことを何もかも鮮明に覚えている。


高校2年生になる前の冬。
人生初の夜行バスに乗りながら、東京へ向かった。

親友と2人でディズニーシーに行くためだった。

私の母校は自称進学校で、携帯の所持も禁止だし、休みもなく、
なかなか遊ぶことができなかった。
1年生でこんなに忙しいのだから、
これから2年生にると受験対策が始まり余計に遊べなくなる。

そんな経緯もあって、
お小遣いを貯め、母に頼み込みようやく夜行バスでの東京ディズニーシー行きを勝ち取ったのだ。


基本的に私はビビりなので、
初めて子どもだけでの旅行、しかも夜行バスというのが少し怖かった。
何かあったらどうしよう。無事に辿り着いたとしても、迷子になったらどうしよう。とか。
この頃はスマホやSNSもなかったから、情報収集も旅行雑誌。

いざ、バスターミナルで待ち合わせ。
2月、真冬の寒い夜。
バスに乗り込んだ時のワクワクとドキドキは忘れられない。

夜中に寄った田舎のサービスエリアで、真っ暗な空に白い息を吐き出した時、
黒と白のコントラストがあまりに綺麗で感動した。


・・と、何もかも初めてで感動しているうちに夜は明け、
 朝7時頃、バスはディズニーの駐車場へ到着した。

今でも、バスを降りた瞬間肌に染み込んできた冷たい空気を鮮明に覚えている。
(ちなみにこのあと、風邪を引いた。2月の夜行バスは寒かった。。)



足早に入場ゲートへ並び、
親友と「たくさん乗り物に乗ろう !」と約束した。


ここで、私は初めてで何も知らなかったのだが、
ディズニーランドとは違いシーは大人向けである。
お酒が飲めるくらいなのだ。
アトラクションも少しハードなものが多い。


入場ゲートを通ってすぐ、急ぎ足でタワー・オブ・テラーへ向かった。
このアトラクションは人気だという情報しか持ち合わせていなかったが、
実は垂直落下型の超怖いジェットコースターだった。

ざっくりした展開をお伝えする。

我々は呪われたマンションに入り、
エレベーター風の乗り物で上へ上へ昇る・・・

そして最上階へついたと思った瞬間、乗り物の窓が開き、、
シーの景色が一望できる。

・・が、その瞬間真下にするのだ。
 たしかおばけ?が出て来て上下に振り回された記憶だ。



怖かった。
怖すぎた。


私って絶叫系苦手だったんだ・・・
テーマパークが久しぶりだった私は、思い出したのである。笑



そこからが地獄の始まりだった。


→続く


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