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日本が韓国をホワイトリストから除外し、韓国がGSOMIA破棄を宣言したその日まで釜山を旅した話➀

 いつもと趣向を変えて、今日は釜山での思い出を共有しようと思います。わざわざ旅行の大事な時間を使ってこんなことをするのか?と言われるような、誰もしないであろう経験ですので是非読んでみてください。

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 2019年8月19日に日本が韓国をホワイトリストから除外し、それに対して8月23日に韓国がGSOMIAの破棄を宣言。それは日韓関係が最悪と言われていた時期に、まるで狙って行ったかのような5日間の旅行でした。

 この旅行で私が設定したテーマは1つ。小さなノートに現地の人たちの生の声を集めること。メディアに煽られる国民同士の対立構造、でも実際のところどうなのか、自分の目を通して確かめてみようという試みでした。

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 5日間の日程でしたが、韓国の友人の助けもあり9人の方からメッセージを頂きました。それぞれ個性があって印象的だったので紹介します。

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 友人の紹介で知り合ったヌナ(お姉さん)2人。常に笑いを絶やさず、初見の日本人にも優しく接してくれました。今も連絡を取っている大切な友人です(掲載許可済み)。

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 こちらの女子大学生は釜山の日本国総領事館前に設置された少女像の前に立っていらっしゃいました(右は友人)。穏やかに見た目に反して日韓関係に対して強い意見をお持ちで、内心驚いた記憶があります。彼女の着ているビブスには「歴史歪曲、経済挑発、暴言まで 反省しない日本は謝罪しろ」と書いてあります。刺激的な体験でした。

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安心して(韓国に)来てください。特に釜山。
<文さん!!>問題が多いのは文在寅のせいにして!!

 韓国は地域によって右派(保守)と左派(進歩)が分かれるようです。釜山は右派が強いのか、それが付け足されたコメントにも表れています。

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問題は文在寅!
国民にはなんら(悪い)感情はありません...安心して旅行に来てください...
釜山のおばちゃんより!

 こちらも政治色の出たコメント。食堂のおばちゃんだったと記憶していますが、昔大阪に住んでいたこともあって、色々なことを話してくださいました。

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楽しく幸せな旅行になることを。
韓国と日本は政治的な問題を離れれば人と人として、神様の創造された大切な存在です。お互いに愛し、協力する関係になることを願っています。

 「神様」や「愛」という言葉が表すように、この方は熱心なキリスト教信者でした。韓国は日本よりも信者がはるかに多く、自然なことでもあります。初対面で「宗教は何ですか」と聞かれたのが記憶に残っています。

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韓日(日韓)両国間で様々な多くの問題が起きている。特に最近、経済関連の問題が台頭しているが、これの発端は強制徴用被害者の方へ賠償しろという大法院の判決から始まった。
韓日(日韓)の交流(様々な文化的行事等)は日本の強制徴用被害者の方々に対する心からの謝罪と韓国の親日勢力清算を以て再び回復することができるだろう。

 冒頭にも紹介した女子大学生の言葉です。落ち着いて対応して下さり、静かに文章を書いていましたがメッセージはとても強く、後で読み返した時にドキッとしてしまう程。これも1つの意見としてしっかり受け取りました。この女性の他にも、抗議活動をしていた釜山の市議会議員にも話を聞いてみましたが、彼は興奮を抑えきれない様子で前かがみに話をして来た印象があります。

 前半4つは以上です。全て「日本の方々へメッセージをお願いします」と言って書いてもらいましたが、人によって様々な想いをお持ちなことが分かる興味深いノートになりました。後半の5つは別の記事で共有します。

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