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「無」が「ある」空間 #渓谷展望カフェ

 自然との境界線をなくし、あくまで自然の一部として人間を捉えるアジア的思想と文化。時代の経過と共に西洋化してきた日本の中で、原点に立ち返るための空間。何もないが、"むなしい"意味での「虚」や「空」ではなく、デトックス的な意味での有益な「無」がある。無音すらも心地良い。自然との一体化を表現するのは大きな窓ガラス。畳の上で冬は温かく、冬は涼しく室内から渓谷の色をストレスなく見渡せる場所はここくらいかもしれない。

 この静寂を保つのは奥多摩の自然と完全予約制のカフェ。広間を貸し切れる上に、お客さん同士の来店間隔を30分以上開けているので完全なプライベートが保証される。周りを気にせず大切な人との時間を過ごしてもいいし、一人で物思いに耽けてもいい。言葉通り「”のんびり”は最高の贅沢」を体現したような場所だった。

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 この空間を創り出すもう1つの要素がフェアトレードとオーガニックにこだわったメニュー。ドリンクに使う水は2種類から選べ、自分で選ぶ楽しさもある。電話時に事前予約必須のチーズケーキ(1000円)は空気を含んでクリームのように柔らかく、気を付けて食べないと崩れてしまう。場もドリンクもフードも全てが繊細さで統一されていた。

link here ☞ 渓谷展望カフェ

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  奥多摩には素敵なブックカフェがもう1つ。こちらは3月に一時閉店してしまうので、少しでも行きたいと思われた方は、最優先で予定を立ててください(残り営業日:3/20、3/27)。

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 土日限定のビアカフェ。先入観を持たないようにと、敢えて味を想像できないネーミングを施したこだわりのクラフトビールが10種類程度用意されています。お酒を飲まない人はエスニック風のサバドックもおすすめ。

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 奥多摩湖で食べた焼き芋の話です。日曜日に2回ほど行きましたが、両日ともいました。3時半くらいまでいるようなので、食後の散歩&おやつにどうぞ。


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