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自分を知る

今日のカウンセリングや精神科の診察で、先日あった友達とのあれこれやなんかを話した。
1人で考えているだけだと、納得できなかったりしてモヤモヤしていた事も、しんどいながらなんとか頭と心の整理がつきやすくなる。

そんな中で、やっと自分自身がどんな風に思って生きてきたのかがわかってきた気がした。

やっぱり、鍵になるのは恋人の存在だなと思う。
恋人と出会ってから、僕の世界は色付いた。


前は、ぼんやりと生きていた。
流され、自分の意見は隠して、自分では無い誰かの為に生きていた。
自分だけど自分じゃないというか……僕の皮を被った僕っぽいものとして生きていたような気がする。

解像度を低くして、心をあまり動かされないようにしていた。
ここではまだ書かないけど、それなりの嫌な経験の積み重ねが僕をこうしたんだと思う。
本当の自分はずっと隠してた。
でも、それが楽だったし、それでいいと思ってた。


そんな僕に、自分自身のままでいいと教えてくれたのは恋人。

だから、彼女と出会ってから僕の世界は色付いた。
解像度が上がって色んなものがはっきり見えた。あれ、世界はこんなんだったのかな。と思う事も増えた。
輝きが増して、眩しいくらいの所もあれば、闇が深くなった所もある。深淵を覗いて恐ろしくもなる。
光も影もくっきりと見えるようになってきた。

勿論、その事は良かったと思っている。
けれど、だからこそ気が付いた事があって、今は人間関係の難しさに直面している。

友達との付き合い方も、過去の自分の他人との付き合い方も、こうじゃダメだったんだと思い知らされる。

悩んでいたら、恋人が「そうやって、友達関係も整理しなきゃいけない時もあるよ。彗くんが悪いとかでは無くてね」と言ってくれた。
そういう時なのか…と思いつつもやはり、整理すると思うと心が苦しくなってしまう。

彼女はいつも僕の話を真剣に聞いてくれるし、答えてくれる。
そんな人からのアドバイスだから、僕も真剣に受け止める。
いつも僕を肯定してくれて、その上で意見を言ってくれる。
そんな会話から、会話する時の大切な事を学ぶ。

相手の気持ちを考えて、寄り添う。

当たり前のようで、それが出来る人はすごいんだと知る。

僕もそうなりたい。

今までは、嫌なことから目を背けたくて、現実をしっかり受け止めるのが嫌で、解像度を低くしていた。
ぼんやりしていれば、直接見なくてもいいし、心が動かされる事も少ない。

それは、楽な生き方だったと思う。
あの時の自分があの事は本当は嫌だったんだと、今更気がついた事もたくさんある。
隠してた自分自身に気が付いた。

この気持ちに気が付いた今は、それを受け止めて、自分を癒してあげたい。

病気になったのは嫌だし、良いことなんて無いけれど、こうやってカウンセリングや診察を通して、自分自身と向き合えたり、あの時の自分やこれからの自分についてよく考えられるようになったのは良い事だったと思う。

彼女と出会い、色付いた世界。
喜びも悲しみも、正面から受け止めて、僕が僕として生きていけるように、自分自身ときちんと向き合っていこうと思う。


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