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小学二年生の夏とスサノオくん


夏の大作「鍾馗さんをさがせ」

私がスサノオくんを連載した時に…こんなことが起きたら嬉しいな〜
そう思っていたことが起きました。
京都に住む小学2年生の男の子が「スサノオくん」の第4話を読んで触発され、
今年の夏休みの自由研究で「鍾馗さんをさがせ」という
縦110cm 横80cm(目測です‥笑)の大作を作ったのです!!

ありがたいことに、彼の母親もスサノオくんファンで、その大作の画像を送ってくれてました。
「スサノオくん」を読んだ子供達が、スサノオくんのように自分の街や見えない世界に想いを馳せて、それぞれの人生を楽しんでほしい。
「スサノオくん」にはそのような思いも込めて描かせていただいています。
なのでスサノオくん本人が作った夏休みの自由研究を、作ってくれる小学生が現れたことは本当に嬉しい出来事です!!

猛暑の中の鍾馗さんハント

市役所の裏手には鍾馗さんを見かけるな〜と思っていたのですが、こんなに沢山いはるとは知りませんでいた。作者の方が勉強になります(笑)
この地図は、市役所から鴨川デルタのある北の方まで、広範囲な鍾馗さんを調べています。
制作時のお話をお母さんに伺ったところ、小学2年生の彼はこの猛暑の中、溶けたソフトクリームみたいになりながらも、粘り強く鍾馗さんハントを続け、紆余曲折を経てこの大作を完成させたようです。

地図の中には「スサノオくん」のことや、京都で鍾馗瓦の製造で有名な”浅田製瓦工場”にも訪れ、その時のことも上手く地図に入れ込んでいます。
小学2年生ながら素晴らしい編集能力!!!

来年への種まき

途中で心折れそうになりながら完成させた「鍾馗さんをさがせ」の大地図!!
完成した時には彼も”しんどくてもうやりたくない”そう思ったかもしれませんが、
辛さ楽しさをない混ぜにした達成感は、彼の思い出の中に残り、
次なるチャレンジ精神になって、来年の夏には再び芽吹くはずです!!

スサノオくん 4話 「鍾馗さんを追え」の冒頭…

ここからスサノオくんたちの鍾馗さんを追いかける物語がはじまります。
気になる方は、こちらを手に取って頂ければ幸いです。


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