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20230224 淡々

淡々と。
ただ目の前のやるべきことをこなしていく。平日はそうやって過ごし、休日を指折り数えている。週休3日になれば、もう少し長生きできそうなのに。


茶道のお稽古を振り返る。不思議なことに、いつもなら感覚的にできること…例えばぴったり半分に折るとか、ど真ん中に置くなどの目見当が合わない。どうしても狂ってしまう。センサーが鈍る。
「きっと緊張して力が入ってるから」と先生が言う。先生の指先のしなやかさには程遠い。
お家で帛紗捌きの練習をしなさい、と宿題が出された。粛々と練習します。

茶道のお稽古はあまり聞き慣れない言葉が多い。今日は「そこ、えんを切らない」と注意された。えん…縁のことらしい。
柄杓の柄の部分から指を離さず、滑らせるように持ち替えるという意味らしい。
ふと、切ってしまった縁のことが頭をよぎる。余計なことを思い出したせいで手が止まってしまった。


淡々と繰り返される毎日が一番平和で、しあわせなんだ。退屈で息が詰まるなんて言ったらきっと我儘なんだ。

でも言いたくなる。
あーつまんない!!

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