【コミュマネゼミメモ1】コミュニティ作りは焚き火の如し?
こんにちは。すーさんです。
今日からコミュマネ講座で知ったこと・学んだことを活かすため、連載でアウトプットしていきます。題して「コミュマネゼミメモ」。めちゃ普通なタイトルですが笑、講座修了する8月までの不定期で連載していきます。
記念すべき初回はコミュニティを成功させるポイントについてお話ししていきます。第1回目は「焚き火理論について」。
それでは早速紹介していきましょう。
参考記事をまとめた一般論、個人の経験に基づいた考察の2段階でお伝えしていきます。
一般論:コミュニティ作り=焚き火作り
見出しの通りですが、コミュニティ作りは焚き火の作り方とイコールで考えることができます。今回このお題を書くにあたって、下記記事を参考にさせていただきました。
キャンプファイヤーをやったことある方にとってはもう常識ですが、火を焚く順番としては、「薪や枝を用意する→着火させる→火を焚べ続ける→燃え続けるために送風し続ける」が普通です。
その焚き火を要素別に分けると、下記のように分かれます。
(1)着火するもの→薪や枝
(2)火種→マッチやライター
(3)送風役→うちわ
火を焚く順序・焚き火を構成する要素が、そのままコミュニティ作りの流れと要素に当てはめられるわけです。コミュニティ作りについて難しい・わからないという方にとってはまずこの「焚き火」を想像していただけると分かりやすいですね。
ではそれぞれをコミュニティに見立てるとどうなるでしょうか?
(1)着火するもの
コミュニティで言うと「メンバー」となります。火を焚くのに枝や薪が必要なように、そのコミュニティを構成する「人」がいてこそ火は成り立ちます。
そしてその薪は新しくくべ続けなければ火を維持することはできません。よって新しいメンバーを入れ続けて組織を活性化させることが必要となってくるわけです。
また、一口に薪といっても「燃えやすいもの」「燃えにくいもの」があります。湿った薪(=やる気のないメンバー)を焚べ続けても火はうまく燃えません。なのでいかに燃えやすい薪(=熱意のあるメンバー)を中心に入れていくかがキーとなってきます。
(2)火種
枝や薪に火をつけるコミュニティで言うと、そのコミュニティを盛り上げる・火付け役となる存在となります。アイドル推しファンコミュニティであれば、「熱狂的なファン」です。
(3)送風役
火を焚いたとしても、風を送らなければ火は燃え続けません。薪を焚べ続けることも必要ですが、それを維持してくれる存在が大事になります。
その送風役こそが「コミュニティマネージャー」となります。
薪を焚べながら、送風していく。
すなわち、
薪をくべる=コミュニティメンバーの心に火を灯す
送風する=メンバーをサポートしモチベーションを保ち続ける
ことと照らし合わせて考えることができます。
自分の所属コミュニティ置き換えると
では、自分が経験したコミュニティに基づいて考えるとどうでしょうか?
自分は去年度の8ヶ月間、旅好きな仲間の集まるキャリアデザインコミュニティ「POOLO LIFE」に所属していました(6期、23年8月〜24年3月)。
そして、所属していた期によって特徴が異なるのですが、自分が所属していた6期は自走・自燃するメンバーの多いコミュニティでした。
卒業後も継続して旅行・イベントなど集まる機会が多く、我先にと幹事や発起役など引き受け盛り上げるメンバーが今でも多い。焚き火になぞらえて言えば、まさに着火させるための薪や枝を焚べ続けては送風・火力調整を今なお続けており、現役時ほどでないにせよ「焚き火」が今でも成り立っているのです。(凄いことだと思いませんか?笑)
思うに、
(1)コミュマネ以外でも焚き火を燃やし続けるために「送風」してくれたメンバーが居てくれたこと
(2)元々燃えやすい薪(やる気のあるメンバー)が沢山存在したこと
(3)燃えにくい薪(さほどモチベ高くないメンバー)が燃えるまで送風してくれる存在がいたこと
本来ならコミュニティ運営の方々・コミュマネの方々が役割を担ってくださる「送風・火力調整」の役割を、知らない間にメンバー同士でも依存せずにやるようになっている。そして本来燃えやすいメンバーのみならず、元々燃えにくいメンバーにも波及していた。かくしてフェードアウトするメンバーが増えることなく、適度な燃え方を維持することができた(今もできている?)という事例が出来上がりました。
6期自体が特異なのかも知れませんが、そうした土壌を整えてくれた運営陣には感謝でしかないと同時に、そうした自走・自燃できるコミュニティを自分も仲間で作っていきたい!と思うようになったのです。
コミュマネに置き換えると
これをコミュマネに置き換えるとどうでしょう?
(1)薪・枝
どの薪から燃やすかを決める。燃えやすい薪から燃やし、燃えにくい燻りやすい薪は燃えるのを待つ。そして薪をくべ続ける。
→やる気のあるメンバーを配置し、その熱意がいろんなメンバーに波及するのを待つ。そして新しいメンバーを新規入換し、コミュニティチームの活性化につなげる。
(2)火種
着火させるメンバーが出るのを待つ、または自分が最初に着火させてみる。
(3)送風
まずは自分が送風し、次第にメンバーの自主性が育まれるのを待つ。
そして、送風を継続的にできる文化をつくる、それを定着させるのを待つ。
上記列挙しましたが、「待つ」ということがキーワードになりそうです。
メンバーの自主性が芽生えるのを待つ、そのために火種によって各着火物が燃えたぎるのを待つ。そして薪をくべ続ける。相手を信じ、そのために必要な仕込みをしていく。
それこそ自発性・継続性を高められるコミュニティづくりとしての在りたい姿なのでは?と私見として感じています。
お互い火をつけあうコミュニティを
誰かに火をつけてもらう・着火剤を持ってきてもらう・送風してもらうのでなく、各自が火をつけ送風し合う・適度に火力調整できるようなコミュニティを作りたい。
そのためには各段階で「待つ」こと。燃えるのを待ち続け、燃えるためにモチベーションを上げ続ける、燃え盛ったらあとはその自発性に委ね、定期的にその炎が消えぬよう支え続ける。
モチベーションの高低かかわらずいろんなメンバーが楽しみ切磋琢磨できる、そんなコミュニティを作っていきたいと思います。
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