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31.「どう生きるか」〜何者になんかならなくて良い〜

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今までいろんな「やりたいこと」を考えてた。
新卒就活の時はジャーナリストを目指していた時期があり、そこから始まってクリエイティブディレクター、ジャズパフォーマー、アメリカ縦断、ヨーロッパ縦断、クリエイター、オーガニックセレクトショップのオーナー、(横文字多いな)、映画監督、映像制作、などなど、、、、、
数え出したらキリがない。それくらい「やりたいこと」が思いついていった。

やりたいことあるだけ最大限この10年間思いついては紙に書き出し、
「いつやるか、いつまでに達成するか」なんてロードマップを考えてきた。
「これ出来たらor成れたらカッコいいな」と思えるものは一通りアウトプットしている。

「唯一無二の、自分にしかできないものを創造してやるんだ」なんていう優越感を抱いてくるようになる。いかに他の「凡人」と差別化をつけれるか。それが全てだ。そんなことずっと20代のうちは考えていた。

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今30代になり、交流の輪・行動範囲がグッと広がった。自分と同じ志・方向性を持つ人たちはわんさかいることに気づく。

今所属しているコミュニティ(TABIPPOの #POOLO )などそれが顕著だ。
SNS覗けば自分が成りたいと思った立場の方々なんかわんわかいる。

自分が思いついたことは大抵世の中の誰かが考えつき既に実現している。
唯一無二の自分なんてなれない。
孫正義かザッカーバーグでない限り唯一無二の自分なんてなれない。
自分は他の人たちと同じ「凡人」のカテゴリーなのだ。

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どうしたら「凡人」の中でも価値のある人材として世に羽ばたくことができるか。
一つ言えるのは「自分軸で生きているか」どうかだと思う。

人の言いなりになっている・人目ばかり気にしている人たち。
片や「どう言われようと自分はこれをやるんだ」「どう言われようとこういう人間になるんだ」とハッキリした判断軸・価値観で動いている人たち。

何をやるか・何を成し遂げるかは正直なところなんでもよくて、「どう生きるか」が問題だ。
人に与えているか、良い関係を築いているか、自分がやりたい・なりたい対象に夢中か、貪欲か。
どんなささやかな目標・目的でもいいので、
「これをやれたら幸せだ」「こうなれたら最高だ」と思えるものを見つけれるかが人生の鍵だと思う。他人と比べる必要なんか全くない。

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死んだ時に「最高だった」と胸張って言い切れる人生になるか。
これに到達できるのであれば自分の中の軸は何だって良い。
他人の人生が介在する余地のない、自分だけの人生は「自分軸」を持つことから始まる。


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