見出し画像

包みこみのセッション


2週間前の今日、
催眠療法セッションでネアちゃんと統合した日。

落ち着いていて、頭の中で酷い罵倒が響かなくて
静かな日を過ごせた。

子ども達と思いっきり遊んで
眠いと愚図る我が子にイライラしないで
なんとちゃんとしたご飯まで作れた。

試し行動は1度あったけど。

それ以外は全部進歩な2週間だった。

今日は包みこみの練習セッション。
先生の指示に従って身体をスキャンしていく。
痛みのある部分が熱くなって
ここが不快なのだと気づく。

それを中心に集めると、黒いスライムのようなものになった。
外に出しておくるみで包むと赤ちゃんのようなものに。

ゆりかごに乗せて日除けのカバーを被せる。

暗くなったネアちゃんの部屋の本棚の前に置いて
ありがとうね、しばらくここに居てね、と声をかける。

するとどうだろう。
痛みの場所から熱が引いて涼しくなった。

私は体温が高くていつも暑さと戦っていた。
体の体温が下がることは私にとって
とても心地いいものだった。

そんなことをあと3回、違う不快で繰り返す。
ネアちゃんの部屋に棚をつくった。

これから包み込んだものはここに置いていこう。
それぞれの不快はみんな様々な形をしていて、
包み込むものもそれぞれ違う。

薄紫のハンカチだったり、
赤いお花紙だったり、
アクセサリーを入れる綺麗な袋だったりした。

これから練習していくこと。
小さな不快があった時にこの包みこみを行う。

これから私がトラウマの根源に立ち向かう為の準備。

生きづらさはなくなっていくだろう。
けれど治ったわけじゃない。

フラッシュバックも試し行動も
数は減っていくだろう。

けれど、まだまだ始まったばかり。

夫との関係もまた、より穏やかになるといいな。

先生は私の夢の話を熱心に聞いていた。
夢の日記はとてもいい。
今度プリントアウトしてきてよ。

そう言った。
何か深い所に迫るものがあるから、と。

忘れないように。
今日した事や感じた事を、ずっと覚えているように。

ここに書いていくんだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?