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成長力の弱まった大人が(それでも)成長するために必要なこと

”子どもは何でも吸収する” この言葉の裏にあるのは、”大人はなかなか成長しない” というのは自明だ。では大人が成長するにはどうすれば良いか考えてみた。

目次
・子どもにあって大人にないもの
・子どもになくて大人にあるもの
・実行あるのみ

(子どもにあって)大人にないもの

それはもちろん時間だ。
例えば35歳で芥川賞を取るという目標があったとしよう。
あなたが10歳の子どもだったら、毎日1冊小説を読むことも、1ヶ月に1本作品を仕上げることもできるだろう。やる気さえあれば。作品自体は20年あればかなり溜まっているはずだ。経験によってどんどん進化もしていくはずだ。

一方、あなたが30歳だった場合、条件は大きく異なる。あと5年しかないのだ。早急に作品を作り始めなければならない。

しかし、多くの場合、仕事、もしくは子育てをしている世代のはずで、それらは生きていくために緊急度の高い案件で、時間が取られる。
そんな中で毎日1時間確保するのがどれだけ大変か、週に10時間確保するのがどれだけ難しいか、想像すればすぐわかるだろう。
そんな中では、短編を1年に2,3作書くので精一杯かもしれない。5年で10-15作品。かなり差が出てしまう。

やる気はあっても時間は限られている。それが大人が成長しづらい最大の要因だ。

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(子どもになくて)大人にあるもの

それはきっと知性だろう。とはいえ、柔軟性や発想力では、負けてしまうこともある。それでもまだ私は知性と答えるだろう。

なぜか。

それは大人は適切な戦略を立てることがより得意だからだ。

芥川賞の例でみると、大人であれば、

1. これまでの受賞作を調べ
2. 傾向を調べ
3. それらを達成できるようなプランを立てる


ことができるはずだ。

かなり雑だが、例えば、文学界新人賞を取ってデビューし、そこから文壇入りをし、文壇内で政治活動も行いながら有能な編集者をタッグを組ませてもらう。そして芥川賞対策を入念に行っていく・・・

というような中長期計画だ。

それを年次・月次・週次・最終的には日次のアクション・行動・努力に落とし込んでいくのだ。

32歳までに文学界新人賞受賞。そのためには小説好きの友人に感想・FBをたくさんもらって改善するサイクルを5回はまわしたい。すると3ヵ月で1作書き上げる必要がある。

そのために1か月で初稿を仕上げ、書き直しを1ヶ月、感想・FBをもらうのに2週間、再修正を2週間で再度行う必要がある。

そのためには1週間で原稿用紙25枚・平日確実に3枚以上、休日は5枚をノルマとしなければならない。

というようなことを考えればよいはずだ。


実行あるのみ

さて、目標達成までのロードマップができたはずだ。
私であれば、下記を設定している。
週1回ドラム動画をYoutubeにアップロードできるように曲のコピー・練習を行う

何かに取り組んでいる大人の方に、ありきたりの言葉だが、下記の言葉を贈りたい。
”あなたの残りの人生で、今日がいちばん若い日”


#叩いてみた
#演奏してみた
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#音楽
#エッセイ
#考え方
#note
#めざせドラムマスター
#RoadtoDrumMaster


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