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【ふじさわキュン♡ぽたEp3≪寄り道が楽しい!自然を感じる境川サイクリングロード≫】 SURUGA Cycle Journal Vol. 114

藤沢市さんとのコラボ企画「ふじさわキュン♡ぽた」。“キュンとするまち。藤沢”で、心がキュンとする素敵な自転車旅をご紹介します。

今回のふじさわキュン♡ぽたのテーマは自然感じる境川サイクリングロード。寄り道もアリ!な、ふじさわのサイクリングを楽しみます。

スタートはJR藤沢駅。今回のナビゲーターは藤沢市職員の小島さん(右)と渡邉さん(左)。相棒の自転車はデイトナポタリングバイクです!

ここには藤沢市のイメージキャラクター「ふじキュン♡」のポストがあるんです。

か、かわいい!頭の上には江の島がのっています。

藤沢駅から徒歩6分ほどのところに藤沢市役所があります。ガラス張りの外見が洗練された印象です。

駅側の入り口を入ると、季節によってレイアウトが変わる「着せ替えふじキュン♡」が。この日は駅員に扮した「ふじキュン♡」がお出迎えしてくれました。服や帽子などは全部手作りなんです。とても細かい!

市役所が立ち寄りスポット?いえいえ、侮ってはいけませんよ。市役所内にあるおすすめスポットをいくつかご紹介していきましょう。
まずは5階にある屋上庭園です。

市役所の中にこんなところがあるなんて。開放的なウッドデッキで気持ちいい!一般利用ももちろんOKです。こちらでお弁当を食べる方が多いのだとか。

遊歩道もありますので、藤沢の街を見下ろしながらお散歩するのもいいですね。
さらに9階には、一面ガラスの展望デッキがあります。

ここが市役所ということを忘れてしまいそうなくらいゆったりとした空間。窓から見える線路のある風景、反対側は遠くに江の島を見渡せます。

こちらも一般利用可能で、この日も多くの方が休憩に訪れていました。
最後は1階のローソンさんで展開されている藤沢市グッズの特設コーナーへ。

「FUJISAWA BLUEHANDS PROJECT」が制作した古い衣類等を藍染めしたTシャツや、トートバッグなどのオリジナルグッズが販売されています。

こちらはワインメーカーの「メルシャン」、菓子製造の「ありあけ」、藤沢市が共同開発したコラボ菓子「江の島ヨットハーバー」。パッケージには海を楽しむ「ふじキュン♡」の姿が!

さて、ここでランチの時間。今回は藤沢市役所分庁舎内にある「福祉喫茶らいく・みーこむ」さんにやって来ました。

らいく・みーこむさんは定食、軽食、デザートなどがいただける、気軽に立ち寄れる軽食喫茶です。

日替わりのメニューやリーズナブルな価格も魅力です。さて、どれにしようかな…

こちらでのお食事は藤沢産の野菜を使った自産自消のメニューが多数。カレーはスパイスから作る本格派です。

日本大学生物資源科学部の学生さんがレシピの開発に協力された「ふじさわごはん」の日替わり定食が食べられるのも魅力です!藤沢駅から近く、アクセスが良いのも嬉しいところ。ぜひお立ち寄りください。

さて、続いては藤沢市民会館の隣にある「奥田公園」です。藤沢市役所からは自転車で5分ほど。

いい天気で清々しい気分。木陰にベンチがあり、お散歩&休憩にもってこいです。

少し歩いたところにある遊具のエリアでは…なんと!「ふじキュン♡」の遊具を発見しました。

それぞれ表情も違いとってもかわいい!しっぽがハートなのがチャームポイントです。

他にも砂場や芝生エリア、公園内を一周できる遊歩道などがあるので、さまざまな過ごし方ができます。

藤沢市民会館の敷地内には「旧近藤邸」という大正時代の建物があります。1925年に藤沢市辻堂の松林に近藤賢二氏の別荘として建てられました。

入り口付近には、藤沢市の木である「黒松」があります。

当時の和洋折衷の代表的な建物といわれており、現在は移築されてこの場所にあります。中に入ってみると、1階は暖炉もあるモダンな洋室。

2階は畳のある和風の部屋で、がらりと雰囲気も変わります。

これを設計した遠藤新氏は、日本の生活と風土にあわせた独特の様式を編み出した人物と言われています。

ところで、藤沢市民会館は映画のロケ地にもなっていて、正面のこの階段が撮影場所になったらしいですよ。

「ふじキュン♡」の自動販売機も発見!爽やかな水色&大きな「ふじキュン♡」に思わず胸キュンです。

さて、続いては「ふじさわ宿交流館」にやって来ました。江戸時代にあった「藤沢宿」に関する郷土資料館です。

藤沢宿は旧東海道の江戸日本橋から数えて6番目の宿場町。建物の佇まいもどこか江戸時代の雰囲気を感じます。

外にはサイクルラックを完備、散策中に休憩ができるスペースがありますので気軽に立ち寄ってくださいね。

中に入ると東海道五十三次や藤沢宿に関する展示を見学できます。

浮世絵に描かれた藤沢の姿を眺めたり、江戸時代の周辺の模型を見ながら今通ってきた道を確かめてみたり…藤沢が歩んできた歴史をたどってみましょう。

旅人スタイルの「ふじキュン♡」も発見!ン~ッかわいい!

「ふじさわ宿交流館」から歩いてすぐのところには「藤沢橋」があります。

青銅のような色がなんだかオシャレな佇まい。親柱には藤沢市の花である「フジ」があしらわれています。

名称は「藤沢橋」、なのですが「藤澤橋」と書いてありますね。境川にかかる橋で、藤沢宿があった江戸時代当時にもあった橋のようです。
そしてこの「藤沢橋」のたもとには、「江の島弁財天道標」があります。

この石柱は江の島への道筋に建てられた道標なのです。その多くは正面に「ゑのしま道」、右側に「一切衆生」、左側に「二世安楽」と書かれています。これらの文言は、江の島弁財天への道をたどるすべての人の現世・来世での安穏と極楽の願いが込められています。
こちらは市の重要文化財に指定されています。

それにしてもなんていい天気なんでしょう。ちょっとしたアングルも絵になるおふたりです。

さて、続いては「遊行寺(ゆぎょうじ)」にやって来ました。立派な山門ですね。

遊行寺は東海道随一と言われる木造本堂をはじめとした伽藍(がらん:寺院の建物)の多くが有形文化財に登録されている貴重な寺院です。この「惣門(そうもん)」も有形文化財のひとつ。

本堂でしっかりと疫病終息をお祈りして…。さらに境内を散策してみましょう。驚くほど境内が広くて、見所がたくさんあるんですよ。
まず、境内でひときわ目を引くのが大きな銀杏の木。樹齢700年と言われていて、天然記念物に指定されています。

本堂の脇には「俣野大権現社」があります。その手前の「手水舎」は青緑色の蓮の花のような美しい形です。

朝夕の時報の際に撞かれる「鐘楼(しょうろう)」や、


「鐘楼」の脇の道を進んでいくとたどり着く、「宇賀神社」も有形文化財に登録されています。徳川家の祖先と言われる宇賀神を祀っている神社です。

宝物館もあります…が、残念。今回はお休みのようでした。
歴史あるお寺に参拝、そして境内を散策しにいらしてくださいね。駐車場の脇にサイクルラックもあります。

さて、湘南・江の島がほど近いこの場所で、しらすはやっぱり欠かせません。続いては「浜野水産」さんにやって来ました。

水揚げから加工、販売に至るまで一貫して手作業で行っているという鮮度へのこだわり。特に生しらすは獲れた時だけ店頭に並ぶレアな海鮮!この日は早くも売り切れてしまったんですって。すごい人気ぶりです。

店内ではオリジナルのTシャツも販売されていました。

「No しらす No Life」…藤沢に来るとそれも納得のキャッチフレーズです。

その他にしらすピザやイワシのぬか漬けなど、ユニークな商品も。湘南の魚介の味をぜひ体感しに来てくださいね。

今度は緑に囲まれて心安らぐ「新林(しんばやし)公園」に到着です。

ここには移築保存された江戸時代の古民家があり、中を見学することができます。

うわぁ立派な家…と思ったら、こちらは長屋門。茅葺き屋根が素敵ですね。

門をくぐった先にあるのが「旧小池邸」。市の重要文化財に指定されています。建物自体は1841年に建てられたものなんですって。古来の日本の貴重な建築物です。

わびさびを感じる囲炉裏のある居間と明るい縁側。ここで茶会を開かれることもあるのだそうですよ。外の貫禄のある雰囲気とはまた違う、中の静かな雰囲気も楽しんでください。

湿地エリアにはボードウォークがあり、虫取りをする子どもたちが訪れていました。お散歩しながら緑を眺めるヒーリングタイムです。

奥に進んでいくと「川名大池」があります。

ん?どこに?実は池自体は立ち入り禁止なのですが、この壁の穴から池の様子を観察できます。

「ふじキュン♡」も覗いてみようね。

白いサギみたいな鳥がいるのが見えました。運が良ければカワセミが見られるらしいですよ!

アスレチックや遊具がある「冒険広場」、そのさらに奥には山道登り口があります。結構階段が多くて運動になる!…けど今回はここまで。ふぅ…

歴史的な建造物や自然を感じる広大な公園、心も体もリフレッシュできました。

境川に沿って北上していき、こちらは「境川遊水池情報センター」。サイクルラックも完備しています。

ここは、境川の自然や遊水地の仕組み・役割などを詳しく学ぶことができる施設。ロビーに入った所から、7mにもおよぶ遊水池のはぎ取り標本や、貝の化石が目に入ります。

下飯田遊水地のビオトープを見渡せる場所にテーブルセットもあり、こちらで休憩もできますね。

境川の特徴、遊水地周辺で見られる生き物の情報などのパネル展示もあります。昔、川の生き物について調べたりしたなぁ…なんて懐かしい気持ちになってしまいました。生き物と自然と私たちの生活の繋がりを感じます。

最後は境川沿いのサイクリングロード。「境川遊水池情報センター」のすぐ側にある遊水池橋を渡ると「藤沢大和自転車道」に出ます。この日も多くのサイクリストが行き交っていました。

川沿いにある柵のところどころに自転車のマークがありましたよ!

川沿いの道って爽やかでいいですね。のんびりと川面を眺めるのもいいですし、サイクリングロードを一気に駆け抜けるのもまた爽快なものです。

夕陽の傾く境川を眺めながら、ゆっくりと旅の幕を引いていきました。
今回は境川沿いのスポットを中心に、藤沢市の自然やさまざまな年代の歴史にふれる旅になりました。寄り道も楽しみつつ、心穏やかになるサイクリングに出かけてみませんか?

次回の「ふじさわキュン♡ぽた」お楽しみに~!

【Information 1】
▼藤沢市
https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp

▼藤沢市観光公式ホームページ
https://www.fujisawa-kanko.jp/

▼ふじキュン♡
https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/kouhou/fujikyun.html

▼デイトナポタリングバイク
https://www.potteringbike.jp

▼FUJISAWA BLUEHANDS PROJECT
https://artmoriya.com/essays/1388/

▼らいく・みーこむ
https://www.s-hibari.or.jp/facilities/coffee-pot/cafe.html

▼旧近藤邸
https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/c-hall/kyoiku/bunka/bunkazai/kyukondote.html

▼ふじさわ宿場交流館
https://fujisawashuku-kouryukan.com

▼遊行寺
http://www.jishu.or.jp

▼浜野水産
https://hamano-suisan.com

▼新林公園
https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/kouen/kyoiku/leisure/koen/fujisawashi/shinbayashi/

▼境川遊水地情報センター
http://kanagawa-park.or.jp/sakaigawa/center.html

▼境川サイクリングコース
https://www.kanasho.jp/smt/cycling/sakaigawa.html

【Information 2】
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