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アドバイスが心に響く瞬間

今日受けたアドバイス、数日後でも覚えていますか。

聞いた時は、なるほど!と思っていたはずなのに、話が終わると徐々に気持ちが薄れていき、数日後には...。

不思議ですよね。
聞いていた時の気持ちは、どこへいってしまったのでしょうか。
しばらく経つとまた同じ悩みで困っていることも(笑)

ですが、中にはその後に影響を与える"心に響くアドバイス"もあります。

私も、いままでに何回か出会った事があります。
なぜ、心に響いたのか考えてみると、2つのことが思い浮かびました。

①自分ごとに置き換えて聞ける言葉だった

「1日さぼると3日戻る」

専門学生時代に先生からいだだいた言葉です。

「毎日積み重ねることが大事」

と伝えるための言葉ですが、そのまま伝えられていたら、漠然としすぎていまいち実感がわきません。
定番文句ですし、言われなくても分かってるよ!となりそうです。

積み重ねが大事なのはわかります。

ですが、日々頑張っていても成長が感じられなかったり、停滞期が続くと手が止めたくなることもあります。

だからと言って止めてしまうと

「1日さぼると3日戻る」

今までやってきたことが無駄になってしまいます。

実際には、1日さぼっても3日前の私に戻るかどうかはわかりません。

てすが、私が受け取りやすいように伝え方を変えることで、危機感をリアルに感じることが出来るアドバイスとして心に響きました。

②目線を合わせて話を聞いてもらえていた

経験豊富は人ほど、自分の中である程度仮説を立てて話してしまいがちです。

そうなってしまうと、相談者にとってはあまり実感が湧かない内容が多くなり、話を聞き終わった後に

「先輩のありがたいお話だった」

という漠然とした受け取り方になってしまいます。

そうならないためにも、何に悩んでいるのかしっかり目線を合わせて話しを聞くことで、悩みの原因を見極めることが大切です。

まずは相談者の話をよく聞く。
そして、伝える時は簡潔に。

アドバイスは、悩みを解決するきっかけ作りに過ぎません。
全てを解決しようとして、多くを伝える過ぎると、本当に伝えたかった事がぼやけてしまいます。

おわりに

役割や責任が大きくなるとアドバイスをする機会が増えていきます。
頼られると嬉しくなって、つい伝えすぎてしまいますが、

相手目線で話をしっかり聞いて、アドバイスは簡潔に

私も気をつけたいと思います。

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