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Twitterスペーストークライブ「AIアートは芸術と認められるか?」ゲストオーサー:西条美咲さん③

Surfvoteは社会の幅広いテーマについて自ら考え視野を広げるいい機会に

(伊藤)最後にSurfvoteについてどのようにお考えか、お伺いしてもよろしいでしょうか。

(西条)私もはじめてSurfvoteさんを知った時は、新しいSNSってはじめはなかなか難しいのかなとか、使い方とかどうなのかと思っていました。少し見た時に、政治経済の問題とかもけっこう取り扱っていらっしゃるので、私が普段あまりそういう関心を大きく持っていなかった分野についても問題が上がっているので、わぁどうなんだろうと思ったんです。


けれども、オーサーの方がとても具体的に、私たち一般の方でもわかりやすいように質問を問いかけてくださっている。私も今までそこまで気にしてなかったけど、気になっていた問題が取り上げられているのをみました。問題を提示されると私もちょっと考えてみようかなというように、自分の中で視野が広がりました。そして、社会をよりよくしていくために、日本というところで自分が生きている、自分で考えていくことが必要だと思いました。

(伊藤)ありがとうございます。今お話しいただいたんですけども、Surfvoteは本当に幅広い色々なテーマについて取り上げているので、たしかにテーマだけを見ると私には興味がない、興味がないとまでは言わないんですけど、そこまで考えたことはないかなということもあると思うんです。でも、オーサー、専門家の方に問題提起していただいているというのが一つの大事なポイントで、詳細に幅広い知見から記事を書いていただいているので。

(西条)オーサーの方が投げかけてくださったイシューに対して、オーサーの方が細かく「こういうこともありました」みたいなことも一つの記事の中で書いてくださっています。自分で色々ネットで調べるというよりも、ここを読んで考えたりすることができるので楽しいです。

(伊藤)ありがとうございます。そうですね、ユーザーの方もこういう意見があるんだと。オーサーの方の記事からも見ていただけますし、実際に投票をしたみなさんが書いているコメントを読んで、意見が変わる方もいます。例えば、最初は賛成だったけど〇〇さんの意見を聞いて読んでみたら、あぁそうだなと思って後半反対とか、違う意見に変えましたという方もいらっしゃったりして。

単に知識を深めるだけの場ではなくて、みんなで議論して自分の考えを深めていけるというところはやっぱりすごくいいところかなと思っているので、今後も大切にしていきたいなと編集部も思っております。

(西条)私も次回のイシューを執筆中です。昨年、鳥取県立美術館で市民の方になかなか理解しにくいような難しい現代アート、ウォーホルの『ブリロ・ボックス』という「たわしの箱」が展示されたんです。

(伊藤)へぇーすごい面白いですね。

(西条)でも、その「たわしの箱」を何億もかけて買ったということで話題になったんです。公立の美術館がみなさんの予算で現代アートを買い集めることについてとても興味を持っていて、理解されにくい作品って現代アートにはとても多いので、なかなか市民に受け入れられなかったりとか。

本当にモネとかゴッホとかの作品だったらね、みなさん知っているので、うちの鳥取県にモネが来るぞとか思えるんですけども。「たわしの箱?」「それはなんだ?」みたいな。そう思う方もいらっしゃると思うんですよ。

でも美術の歴史の中で重要な作品であったりするので、そういうものをどういう風に集めていくのかというところっていうのに関心を持っていて。

(伊藤)すごく面白いテーマですね。

(西条)現代アートってとても管理がしにくい作品も多いと思っています。電気が必要だったりコンセントが必要だったり、とても大型の作品だったりとか。小型の日本の公立の美術館で保管できる倉庫とかの場所もそんなに簡単ではないですし、そういった問題もいろいろ関心を持っています。

(伊藤)そうですね。その一方で、そういう珍しい作品を見に来て、足を運んでくださる方もいらっしゃるというところでは、良いところもあるのかなぁと思うんですけれども、いろんな意見が聞けそうなテーマですね。

(西条)そうですね、いろんな意見を聞きたいなと思っています。

(伊藤)楽しみにしております。

(西条)ありがとうございます。

(伊藤)西条さん、ありがとうございました。

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(前回までのインタビューは下記リンクからご覧ください)


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