見出し画像

独り言のススメ

「独り言しますか?」と聞かれると、「はい」と答える人は多くない気がする。でも、心の中で独り言をしている人って結構な数いるんじゃないかな?

実際、25%の大人は独り言(実際に口に出して喋る)をするみたいだけど、96%の大人は内言(心の中で喋る)をしているんだって。

自分も、常に内言はしているけど、人前で独り言をすることは滅多にない。でも、一人で泣く時には必ず独り言をしている。

カウンセリングごっこ

私は物心ついた時から、悲しいことや泣きたいことがあった時には、必ず一人で部屋にこもってカウンセリングごっこをしていた(笑)めちゃくちゃ可哀想に聞こえるけど、とても落ち着くし、なんなら今でもしている。一人二役でカウンセリングごっこしてる人、結構いない??

相談者役になって、感情が溢れそうなときは、とりあえず口に出す。考えはまとまっていないし、論理もクソもないけど、とりあえず言語化する。そして、カウンセラー役になって、色々問いを投げかける。「なんでこんな感情を抱いたのか」、「本当に望んでいるのは何なのか」。また、相談者役になって、考えを整理していく。この自分自身との壁打ちを通して対話をすることで、思考を整理をして感情を落ち着かせることができる。

独り言の効果

心理学では、独り言は「セルフトーク」と呼ばれるんだって。なんてファンシーな横文字(笑)

ずっとこれまでカウンセリングごっこをしてきた訳だけど、続けてきたのはちゃんと効果があると感じたから。

先程言ったように、特に感情が荒ぶっているときには思考を整理できて気持ちを静めることができるというメリットがある。加えて、自分の思考や感情にのみ集中できるという利点も感じる。自分は、毎日日記をつけるようにしているんだけど、この習慣も紆余曲折あって、最初はスタンダードな紙に書く日記を始めたり、キーボードを打つ日記にしたり、コロコロ変えていた。自分の中で日記には「思考や感情の整理」「将来振り返るためのもの」という機能があって、後者の目的をより良く果たせるのが紙に書く日記だなと思ったから、紙に書いている。だけど、やっぱり紙に書いているだけだと、考えの整理がうまくできない。何しろ、自分の思考のスピードに手の動きが追いつかないし、書くという行為自体に注意がそれてしまう。その点では、タイピングが早くできるからデジタルな日記の方がやりやすかったりする。でも「思考や感情の整理」という点で、やはり一番は、ただひたすら自分と喋るセルフトークがあってるんだろうなと思った。

なんか自分のセルフトークを(いくら小さな声であっても)ピックアップして議事録化してくれるアプリないかなー。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?