Support Our Kids プロジェクト| 3.11 被災児童自立支援

「未曽有の大震災3.11を乗り越えた子ども達の体験」と「逆境を力に変えたレジリエンスな…

Support Our Kids プロジェクト| 3.11 被災児童自立支援

「未曽有の大震災3.11を乗り越えた子ども達の体験」と「逆境を力に変えたレジリエンスなストーリー」をお届けします。 次世代に、未来を創造するバトンをつなぐ為に。/ http://support-our-kids.org/

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【カヴァナ大使の福島訪問】 マルト湯本店

文章: 野口貴道 Support Our Kids ニュージーランド 2015 参加 カヴァナ大使は、いわき市湯本に新しくオープンされたマルト湯本店を視察されました。店舗の入り口を入ってすぐのところには、「ZUBACHU」(ズバチュー)という果物バイヤーの方が拘りに拘り抜いたフルーツジュース・スムージーを販売している場所がありました。実際に大使もひとつお召し上がりになり、店舗を出る前には飲み干してしまうほど大変気に入られたようでした。 その後、鮮魚、精肉を視られ、昼食の際

    • 【カヴァナ大使の福島訪問】 いわきFCパーク

      文章:澤田花音 福島県出身 Support Our Kids アイルランド 2018 参加 2016年に建設されたいわきFCパークは、外装も内装も非常に綺麗な印象を受けました。短い間での視察だったため、選手に質問することはできませんでしたが、練習の6〜7割を使ってフィジカルトレーニングをされている選手の肉体美は、ユニフォームの上からも感じられるものでした。 また、被災地から生まれたチームということで、地域に根付いた活動を行い、地元の復興に繋がっていることもあり、愛されてい

      • 【カヴァナ大使の福島訪問】 被災した福島の若者たちと、「福島第一原子力発電所」を視察

        文章:清水ナイキ Support Our Kids アイルランド2019 参加 はじめに、廃炉資料館で大熊町の島副町長から福島第一原発が立地する大熊町の現状についてお聞きしました。避難区域が徐々に解除され、町民が戻りつつある一方で、町はまだ復興途上にあり、今後も原発問題に真摯に取り組んでいく必要があるとのことでした。 東京電力関連会社の高原氏、木本氏から本日の行程の説明を受けた後、バスに乗り込み、福島第一原発を目指しました。 バスの中の線量計の数値は、0.01マイクロ

        • 【東日本大震災11周年】 スイス大使と被災地の子ども達のメッセージ

          被災地の子ども達から、スイス大使へのお礼のメッセージ。 Messages from children in the affected areas of Tohoku to the Ambassador of Switzerland. バオム大使、メッセージをありがとうございました。Support Our Kidsのプログラムにお力添えをいただき本当にありがとうございました。 私たちは、国連や国際赤十字連盟、IOCまたスイスの様々な地域を訪れて、国際性やスイスの自然や文化に

        【カヴァナ大使の福島訪問】 マルト湯本店

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        • 【アイルランド大使館】ポール・カヴァナ大使、福島へ
          3本
        • 東日本大震災11周年 大使たちと子ども達のメッセージ
          2本
        • 東日本大震災から10年、子ども達の今
          7本
        • 子どもたちの東日本大震災
          5本
        • 【沖縄国際映画祭】被災した小学生たちが東北の魅力を伝える
          6本

        記事

          【東日本大震災11周年】 アイルランド大使と被災地の子ども達のメッセージ

          被災地の子ども達から、アイルランド大使へのお礼のメッセージ。 Thank you messages from children in the affected areas of Tohoku to the Ambassador of Ireland. カヴァナ大使、素敵なメッセージをありがとうございます。 Support Our Kidsのホームステイプログラムに参加してから4年経ちました。今でもその経験は私の人生の中で大きな原動力となっています。 私は東日本大震災を経験

          【東日本大震災11周年】 アイルランド大使と被災地の子ども達のメッセージ

          Support Our Kids×相模原市立谷口台小学校 出張授業「455×140 つながる輪」

          東日本大震災から10年を迎えた2021年3月、被災地の子どもたちに海外研修の機会を提供してきた「Support Our Kids」では、プロジェクトの参加者である被災地の学生たちの10年間を綴ったチャリティブック 『455 - 子ども達のレジリエンス』を発刊しました。 相模原市立谷口台小学校では、4年生の総合学習の教材として「455」をご活用くださいました。 「この本には、自分の未来を創り、社会とつながっていこうとする、震災を経験された中高生の強く優しいレジリエンスが描か

          Support Our Kids×相模原市立谷口台小学校 出張授業「455×140 つながる輪」

          3.11から10年、わたしたちの今 vol.07 -Canada 2013

          2013年、Support Our Kids カナダホームステイプログラムに参加した子どもたちの今をお伝えします。 SOK140 YUUKIプログラム参加前は自分の意見を積極的に出すタイプではありませんでした。しかし、参加した際に感想を言い合ったり、サマーキャンプで班に分かれて1人ずつその日の印象深かったことを発言していく場面が多々ありました。意識して自分で考え発言するうちに、自然とその行程が染み付いたと思います。 そして帰国後、ボランティアに参加していると様々な価値観を

          3.11から10年、わたしたちの今 vol.07 -Canada 2013

          3.11から10年、わたしたちの今 vol.06 - Ireland 2013

          2013年、アイルランドのダブリンではアイルランドの首相がSupport Our Kidsを迎え入れてくれました。プログラムに参加した子どもたちの今をお伝えします。 SOK131 NORIE震災の時に何もできない自分が嫌で、漠然と災害など非常事態の時に人の役に立つことのできる大人になりたかった。 Support Our Kidsに参加して以来、興味があることはやってみようと思えるようになりました。 たくさんの人のが私の人生を良い方向に導いてくださったので、わたしもこれから

          3.11から10年、わたしたちの今 vol.06 - Ireland 2013

          3.11から10年、わたしたちの今 vol.05 - France 2013 (ル・マン24時間耐久レース90周年記念大会)

          2013年、ルマン24時間耐久レース90周年記念大会が開催されていたフランスでSupport Our Kids フランスホームステイプログラムを実施。参加した子どもたちの今をお伝えします。 SOK121 LIA世の中にはいろんな人がいるんだなと思いました。心から優しい人や見かけだけの人、自分勝手な人など、言語が分かっても分からなくてもそういう人柄というものは日本でもどこの国でも感じ取れることに気がつきました。フランスでジャポネードの方など優しい人に出会えて、いろんな生き方が

          3.11から10年、わたしたちの今 vol.05 - France 2013 (ル・マン24時間耐久レース90周年記念大会)

          3.11から10年、わたしたちの今 vol.04 - USA 2012 (外務省連携プログラム)

          2012年、Support Our Kids アメリカホームステイプログラムに参加した子どもたちの今をお伝えします。 〈TEAM A〉 SOK080 RUNA「自分がやりたいと思ったことをやりなさい」とカリフォルニアで活動する日本人の書道家の方と話した時に言われたことは、今の自分にとってとても大きな影響を与えてくれています。自分には周りの人や環境によって出来ないと思う事がたくさんあり、やりたくても諦めていました。でもやりたいと思うことに素直に行動し、やり遂げている大人に出

          3.11から10年、わたしたちの今 vol.04 - USA 2012 (外務省連携プログラム)

          3.11から10年、わたしたちの今 vol.03 - England 2012 (ロンドン五輪)

          2012年『ロンドンオリンピック2012』開催中のイギリスでプログラムを実施。参加した子どもたちの今をお伝えします。 SOK068 MORITAKASupport Our Kidsの研修初日の夜にメンバーと震災体験を共有したことは自分の考え方を変える大きなきっかけとなりました。「海外に行って普段はできない経験ができたらいい」と軽く考えていた自分にとって、同行するメンバーの被災経験、親を失ったり、家が津波で流されたという話は衝撃的でした。なぜ自分がこの研修に選ばれたのか分から

          3.11から10年、わたしたちの今 vol.03 - England 2012 (ロンドン五輪)

          3.11から10年、わたしたちの今 vol.02 - New Zealand 2012

          2012年、Support Our Kids ニュージーランドホームステイプログラムに参加した子どもたちの今をお伝えします。 SOK051 KOHEI被災後、前を向いて生きていくためのきっかけをつかみたくてSupport Our Kids に応募しました。渡航先で東日本大震災の時に支援して頂いた方々に感謝の気持ちを伝え、将来、地域の復興を支えるリーダーになることが当時の目標でした。 現地では、ホストファミリーに東日本大震災の経験を話す機会がありました。その時に手を握りなが

          3.11から10年、わたしたちの今 vol.02 - New Zealand 2012

          3.11から10年、わたしたちの今 vol.01 - New Zealand 2011

          2011年震災直後、Support Our Kids ニュージーランドプログラムに参加した子どもたちの今をお伝えします。 迷ったり悩んだりしたときに決断する原動力 SOK027 KANA (石巻) 10年経とうとする今でも、このプログラムで頂いた時間が私に原動力をくれます。沢山の方々がチャリティ活動へ参加して下さり、プログラムを企画・運営して下さった方々や、現地で迎え入れて下さったホストファミリーや学校関係者の方々、現地アクティビティで協力して下さった方々がいます。その方

          3.11から10年、わたしたちの今 vol.01 - New Zealand 2011

          【子ども達の3.11】 Vol.05 三浦七海(宮城県名取市閖上) 「語る」ことの持つ力

          「津波だー!」 体育館に響き渡った声。 何が起きたのか訳もわからずに、人の走る流れのままに走った。 小学5年生だった私は、家族4人で宮城県名取市閖上地区に住んでいました。 いつも通りに家を出て、寄り道しながら学校へ行く。 いつも通りに授業はちょっと退屈で、 晴々とした空を見ながら、「こら!よそ見をするな」と怒られる。 そんな“いつも通り”は、ゴゴゴーと大きな地鳴りと共に、壊されていきました。 あの地震は、まるで子どもがドールハウスを思いっきり揺さぶったような揺れで、 今ま

          【子ども達の3.11】 Vol.05 三浦七海(宮城県名取市閖上) 「語る」ことの持つ力

          【子ども達の3.11】 Vol.04 木川田あかり(宮城県栗原市) 「大人になった私が地元・栗原の子ども達を応援」

          東北復興のために 地元である宮城県栗原市に戻り、"地域おこし協力隊" (総務省企画)として活動している木川田あかりさん。地元愛が芽生えたきっかけと、地域の子ども達への想いを語ってくれました。 ① 栗原で 『恋チュンプロジェクト』2013年高校1年生の秋、たまたまyoutubeを観ていたら、「恋するフォーチュンクッキー神奈川県ver.」を見つけました。これは、当時流行っていたアイドルグループAKB48の曲「恋するフォーチュンクッキー」に合わせて、大勢の人たちが完全にAKBをコ

          【子ども達の3.11】 Vol.04 木川田あかり(宮城県栗原市) 「大人になった私が地元・栗原の子ども達を応援」

          津波で壊滅的な被害を受けたいわき市の小学生がよしもと芸人とCM制作、地元の魅力を『沖縄映画祭2013』で発表 (福島県・豊間小学校)

          Support Our Kidsは、吉本興業「よしもとあおぞら花月」と連携し、震災直後の被災地・いわき市立豊間小学校で「地元の魅力」をテーマにしたCM制作の授業を実施。翌春に、沖縄映画祭「JIMOT CM COMPETITON」で発表するプロジェクトを行いました。 【震災被害】 3.11と福島県いわき市豊間 午後2時46分、東日本大震災発生。 裏山の杉の木が震動し、大量の花粉が舞い上がり火災時に立ち上る煙のようだった。長く激しい揺れの収束を待ち、校門前のバス停に向かおうとし

          津波で壊滅的な被害を受けたいわき市の小学生がよしもと芸人とCM制作、地元の魅力を『沖縄映画祭2013』で発表 (福島県・豊間小学校)