心の内省日記2〜不眠〜

長かった1日がようやく終わった。家族は既に寝ており、家の中は静まりかえっている。パソコンの電源を落としてディスプレイを閉じ、リビングを少し片付けた後、ダイニングテーブルの椅子に座りながら歯磨きをする。体は疲れているが、頭の中は既に明日のことでいっぱいで興奮している。今日もなかなか寝付けそうにないなと思い、いつものように睡眠導入剤を飲み、寝室に向かう。
冷えきった布団をかぶり、目を瞑り寝ようとする。しばらくじっとしていると薬が効き始め、比較的速やかに眠れたが、最近は眠れなくなってきた。布団の中で体の向きを変えてみるが、自分が落ち着く体勢が見つからない。医師のアドバイス通りに、無理に寝ようとせず一度目をあけ窓を眺める。外は真っ暗で街灯がポツリポツリと見える。
自然に眠りに落ちるのをずっと待つ。目を閉じて眠りに落ちたかと思いきや、目が覚める。同じことを繰り返しているうちに窓の外がうっすら濃い青色になってきた。夜明けまであと何時間だろうか。そんなことを考えているうちにいつの間にか眠り落ちた。
翌朝、家族の声で目を覚ます。またよく眠れなかった。体を起こそうとするが、なかなか動かない。体が重い。15分ほどしてようやく起き上がり、目を覚ますため洗面所に向かう。

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