見出し画像

終わりの始まり。

更新する、更新すると言い続け気づいたら最終稽古が終わっていた、、、

本日はスタッフさんたちが先に入ってくださり、キャストはおやすみをいただきました。久々に無で眠り続け13時間眠りました、、明日からの準備に取り掛かります!

芸能活動休止を決めてから約一年になります。           KAMOMEのオーディションは私にとって残された希望でした。        
だから、選考に落ちたメールが来たときはすっごく悲しかったですね。

でも、神保は大事な大事な別の役を脚本と一緒に手渡してくれました。                                   彼の脚本が手元にあったから色んな覚悟ができたし、後悔なく舞台から降りられる気がします。

ずっとぐちゃぐちゃだった私生活も、周りの人のサポートでかなり穏やかな方向に向かっています。向き合えていなかった事ごとを冷静に自分を大切にしつつ受け入れるようになってきたんだと思います。エリア51と演出家と積み重ねてきた言葉たちは、私を育てていきました。私という人格を。

紛れもなく神保は育ての親に近い存在です。

稽古期間に入ると、ベッドに入って目をつむっても、稽古場に居ます。眠れません笑劇場に入れば、劇場にかわる。聴こえてくるんですよ、、「そこは稽古場、、、」「そこは劇場、、、」という神保の筆の音が。悪夢です。起きているのに。イメージが共有されるようになってしまっている、、、、、でも、そのイメージを素直に受け入れます。夢を見るために。フィクションという夢。

チケット、全然売れていません、、、びっくりするくらいに。         
高いですよね5000円。2時間30分の夢に5000円。          

でも、伝えたい。訴えたい。フィクションとリアルの境界が曖昧になっている現代社会に。向き合うために。

一年半担ってきたストーリーテラーとして最後に手を叩きます。

また、始めるために、。

頭の中に溢れてしまう言葉を、顔も知らない素性もしらない誰かになら届けられるかも。そんな気持ちです。 よろしくお願いします。