エッセイ 岸田奈美「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」
SUPLIFEミカです。今回はおすすめ本の紹介です。
エッセイ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」
以前カメラマンゆみこちゃんがインタビューを記事にあげてくれていた、作家の岸田奈美さんによるエッセイ本です。
ダウン症という生まれつきの障がいがあるけれど、いつも人に囲まれて生きている弟さん。
喪失や辛い体験を超えてまだまだ進化し続けるお母さん。
姿•形は見えないけれど、きっとどこかで見守っているお父さん。
辛く悲しい出来事も、関西人の奈美さんの語り口調で面白おかしく表現されていて、泣いたり笑ったりしながら一気に読んでしまいました。
わたし的には「あとがき」の最後の方にある、弟さんのエピソードにまたホロリ。
読んだ後に「よーし、生きていこう。笑ってね。」と改めて思わせてもらった一冊でした。
いつか岸田さんご一家にお会いしたいです。
SUPLIFEサポーターを募集しています。月500円〜SUPLIFEと一緒に共生社会を願い一緒に叶えませんか? https://syncable.biz/associate/SUPLIFE/donate/ noteのサポートも活動費にあてさせて頂きます。