クラスメイトのパパ「かのんちゃんのこと見ててあげるよ!」
記事 みほ
先日のこと。
かのんがどうしても教室に入るのが嫌だとぐずった日があった。
その日はわたしはPTAの会計を、SUPLIFEがバディウォークの時に発行している冊子の写真撮影に協力してくれた双子ちゃんのパパ、まっさんと作業する予定だった。
かのんの教室とPTA室が隣同士なので、かのんには私がいることはバレバレ
仕方ないから作業中だけかのんもPTA室に行くことにしよう、と思い、支援員さんに伝え、かのん、まっさん、私の3人でPTA室で作業することに。
そしたらまっさんが「俺1人で会計作業出来そうだし、かのんちゃん見てるから、帰って大丈夫だよ!」と言ってくれた!
え!でもかのん、いろんな事しちゃうし、まっさん作業出来ないと思うし、迷惑かけるから!
とアワアワしているわたしに
「大丈夫大丈夫!かのんちゃんに遊んでもらうよー。」と笑いながら言ってくれて、私も「じゃお願いします」なんて、まっさんにかのんをお願いし、支援員さんにも私は帰るけどまっさんと隣のPTA室にいる旨伝えて帰った。
そしてその日寝る時にふと思った!
まっさんすげーーー!
当たり前のようにかのんちゃん見てるよーと言ってくれたから、なんだか私もそのまま帰ってきちゃったけど、よく考えたらまっさんすごくないか?
だって、かのんとまっさんは顔見知り程度な仲で、普段からめちゃくちゃ交流があるわけでもないのに、ふっつうにかのんといてくれるって!
しかも心配しながら帰った私を気づかって連絡もこまめにくれて
・かのんがまっさんの携帯勝手にいじって音楽かけて楽しんでたこと
・2時間目まで一緒にいたけど、心を切り替えて3時間目から教室に自分から戻ったこと
かのんといる事を、それはそれは楽しんでくれて。。。
いや、これって、すごいことだぞ?と思い、ここへ残したいことをまっさんに伝え、こうして綴らせてもらっている。
実はまっさんは、子どもの頃に同じクラスにダウン症のあるお友達がいたと、一年くらい前に話してくれた事がある。
その時に「俺の子どもの頃のダウン症の友達が、、、」って話してくれて、まだインクルーシブ教育が始まって、全然うまくいかなくて付き添いしていた私にとって、大人になっても「ダウン症の友達」って言ってるまっさんの言葉に、ずいぶん心救われていたのを思い出した。
そしてもしかしたら、その子どもの頃共に育った経験があるから、かのんが変な事しようとなんだろうと、楽しみながら一緒にいてくれることができるのかな?なんて思った。
とはいえ、まっさんはみんなの為に、毎朝スクールゾーンの入り口で、車が入ってはいけない時間を見守っていてくれて、入ろうとする車に丁寧に説明してくれている。
だからもちろん、まっさんの人柄も大きいのだけど。
かのんちゃん最初嫌がってたのにお鼻ちーんさせてくれるようになったとも教えてくれたまっさんが、
【ちゃんと受け入れてくれるかのんちゃんの人懐っこさもあったからとっても楽しく過ごせました】
と言ってくれて、本当にありがたい事だなと思った。
誰かに見守ってもらっている事。
当たり前のことなんかなくて、全て尊いことなんだって、身に沁みる私なのでした。
まっさんファミリーにいつも感謝!
本当にありがとうございました!
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