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ピースマインド株式会社経営企画部。米国大卒後、投資銀行、中国子会社設立&現地ト…

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ピースマインド株式会社経営企画部。米国大卒後、投資銀行、中国子会社設立&現地トップ、日本/マレーシアを拠点に起業を経て現在。

最近の記事

救いようのないバカな男

世間は彼のような人間を「救いようのないバカ」と呼ぶ。 皆さんの周りにもいるのではないかと思います。たぶん・・・・・・。 自信ないけど。 ー 仕事が終わった。 帰りの電車のなか、彼は最近買ったばかりのBOSEのノイズキャンセリングヘッドフォンでクラシック音楽を聞きながら、Kindleで金融小説を読んでいた。 45分ぐらい電車に揺られた後、駅についた。 雨が降っている。 しかも、かなりの大雨である。 会社を出たときは降っていなかった。 傘は持っていない。 朝は、駅まで

    • 全く泳げなかったはずのぼくが、トライアスロンに挑んだ話

      「大丈夫ですかぁーー!!」 泳いでいるとき、何度そう声をかけられたことだろう。覚えていない。 大丈夫ですか、だと? 全く大丈夫ではなかった。 ぼくは人生初となるトライアスロンの大会に出ていた。 トライアスロンとは、水泳・自転車・長距離走の3種目を、この順番で連続して行う耐久競技である。ぼくが参加したレースは水泳1.5km、自転車40km、長距離走10kmというオリンピック種目のトライアスロンと同じ距離のレースだ。 レースの2年前、ぼくはカナヅチだった。泳げなかった。完

      • おすすめ新宿居酒屋「池林房」椎名誠さん行きつけの店。距離感マジで近いので誰と行くのかは要検討すべし。

        活字中毒である。電車やトイレの中では何か読んでいないと落ち着かない。 子供のころ、テレビ、ゲーム、マンガは禁止だった。そのかわりなのかわからないが、本は好きなだけ買ってもらえた。 小学校低学年のころありとあらゆる児童書を読んだ。本屋で児童書コーナーから、大人の一般書のコーナーに足を踏み入れたきっかけになった本がある。椎名誠の『岳物語』だ。 岳物語に出会ったのは小学校時代に通った日能研という塾だった。国語の教科書に岳物語の一部が載っていた。先生が読むのがうまく、大笑いした

        • 起業家に会いに、上海に行く

          連載『ドタバタ中国ビジネス修行記』 第2話 中国語力皆無にもかかわらず中国に移住し、販売子会社設立に参画。有象無象の中国ビジネスの現場で、無理難題に体当たりしていく様を伝える中国ビジネスドタバタ修行日記 第1話はこちら こちらは2015年に書いた記事の再掲です。 原田 甲子郎:国内大手金融機関の投資銀行本部にて資金調達業務に従事するも4年で退職し、中国に移住。日系家電メーカーの中国販売会社設立に参画し、現地トップとして経営を統括。子供が生まれたことをきっかけに日本に帰国し

        救いようのないバカな男

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          なぜ大手金融機関を辞め、中国に移住したのか

          連載『ドタバタ中国ビジネス修行記』 第1話 中国語力皆無にもかかわらず中国に移住し、販売子会社設立に参画。有象無象の中国ビジネスの現場で、無理難題に体当たりしていく様を伝える中国ビジネスドタバタ修行日記 第2話はこちら こちらは2015年に書いた記事の再掲です。 原田 甲子郎:国内大手金融機関の投資銀行本部にて資金調達業務に従事するも4年で退職し、中国に移住。日系家電メーカーの中国販売会社設立に参画し、現地トップとして経営を統括。子供が生まれたことをきっかけに日本に帰国し

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