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『SuperME(スーパーミー)』 誕生秘話①

はじめまして、SuperMEのちからです。SuperMEではコンセプト作りやプロダクトの構想、マーケティング等、主にコミュニケーションに関わる領域を担当しています。

自分のバックグラウンドを簡単に紹介させてもらうと、2020年の夏から1年間、スペインはバルセロナにある小さな大学院で、アントレプレナー教育を受けながら音楽系スタートアップをやっていました。

現在は、東京に帰国して会社員をやりながら、『Verny /ヴェルニー』というバンドでドラムを叩いたり、Chikarumという名義で人の声や街の音をサンプリングして、ビートを作ったりしています。

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「SuperMEとは何か」については、前回ゆりなが書いてくれたので、今回はSuperMEが発足した当初の思い出を書いてみようと思います。

メンバーはどうやって出会ったか?

SuperMEは現在、前回記事を書いてくれたデザイナーのゆりなと、プロダクト領域を担当しているAndyとの3人で運営しています。年齢も国籍もバックグラウンドも全く違う僕ら3人が出会ったきっかけは、渋谷スタートアップユニバーシティ(Shibuya Startup University:通称SSU)でした。SSUは、渋谷区が音頭をとって推進されているプロジェクトで、週に一度著名なゲストを迎えて貴重なインプットをもらいながら、約3ヶ月半で何かスタートアップを作ってピッチまでやるという、なかなか刺激的な取り組みです。

ユニークな講師陣とプログラムのコンセプトに共感して直感的に応募した結果、運良く0期生として参加することができたのですが。SSUが始まった当初はまだバルセロナにいたため、最初の2−3回は時差を乗り越えて参加していました。とはいっても、コロナの影響で全ての授業がリモートだったこともあって日本からの参加者も皆オンラインで参加していたため、それほど不便さや距離感も感じませんでした。

けれども、リモートでのチーム組成はなかなか難儀でした。どうしてもリアルで会わないと「話しているうちに意気投合してチームを組む」みたいな直感が働きづらく、かといってバックグラウンドやスキルだけで理性的に選ぶのも、つまらないなと思っていました。

そこで、「自分の交友範囲ではあまり出会わなさそう、かつ何となく面白そうな人」とチームを組もうと考えました。とはいうもののだいぶふわっとした条件なのでいろいろな人たちとZoomで話していました。そこで出会ったのが、自分でアパレルブランドを立ち上げているめちゃくちゃ陽気なAndyと、自分自身で女性のためのランジェリーブランドを立ち上げようと奮闘している芯の強そうなゆりなの二人でした。この2人と一緒にやったら何が起こるか全くイメージがわかなかったこと、またファッション関連で何か面白いプロダクト作りに挑戦してみたいという気持ちになったことが最終的にチーム作りを決心した要因でした。

そんな風にして、3人でSuperMEはスタートしました。(その当時はまだ名前も何もなかったですが。)

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さてそんな風にしてチームを結成した私たちですが、当然ながら最初からうまくいくはずもなく、いろいろな壁にぶち当たります。次回以降は、SuperMEがどういう風に構想されていったのか、どうやってプロトタイプを作ったのか、そして投資家やメンターの方々からどんなフィードバックをもらったのかを書いていきたいと思います。

アパレル系スタートアップの初々しい感じや悩みを、少しだけ味わってもらえるかと思いますので、また覗いていただければ幸いです。

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