［親エッセイ］何が楽しくて楽しくないのか

兄妹不登校の葛藤の中、息苦しくなっているわたし。

実際に呼吸が浅い。

空気を吸い込めていなかった。

家族で花見にきた。近所の公園。

子供達が走り回って、崖登りしたりしている中、桜の樹の下で寝転がってみた。

桜の隙間から青い空が見えて、太陽がキラリ。

顔の上に満開の花びらがひらひらと舞い落ちる。

深呼吸をして、息を吸い込む。

横に小３息子が転がりこんでくる。
「何してんのよ」
「昼寝よ。見てみて、桜の木を下から見ながら昼寝って贅沢じゃない？」
「たしかにー」

自分の中で楽しいこと、楽しくないことってなんだろう。

そんなことを考える。

ここ最近、笑顔が減ったママのことを、子どもたちは気がついていただろうか？

気がついてないといいな。

でも息子くんはきっと、気がついてる。

本当はママの手を人前で握るのを嫌がるのに、

今日は歩きながら一瞬、手を繋いできてくれた。

桜の色がきれいで、子どもが笑っている声が聞こえて、ママからも自然と笑い声が出たよ。

ママの中でも、焦らず、少しずつ、楽しいことを増やしていくよ。

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常に喜べることばかりなのに、自分で幸せを当たり前だと思って喜ばないだけ。生きている限りいつでも喜べることを見つけ続けられる人に運は味方する。

ゲッターズ飯田