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「あたりまえ」だったことに感謝しよう。全ては過去、これからを生きる。

私は今月末に退職する。母子分離のできないムスメの間をかき分けて、退職準備を進めている。


その場所は私の第二の居場所だった。
毎日通うのがあたりまえで、周りにいる人々もあたりまえに存在していた。

いいときもあれば、ときには苛立ったり、悔しい思いをしたりした場所。ここ数年は特に面白かった。思わぬところから人とつながり、自分で考え、共に考え、労い合い、やり遂げる達成感に満ち溢れていた。

子供の不登校をきっかけに家庭内の変化から、一旦その場から離れることに。時間がかかっても戻りたいと思って粘っていた。しかし、それはもう過去なのだ。今の私はすでに違う所を歩いている。同じ場所に戻ったとしても、同じような状態・心境で働くことはできない。


決断はした。もう振り返らないし、決して誰かのせいにしているわけではない。自分で考えて、今できる最善の方向に舵を切った。その結果なのだ。

ただ、寂しさと切なさと一抹の未来への不安(あの歌の曲名みたい笑)

歩んできた人たちとの約束を果たせなかった寂しさ。
共に語らい合った道を一緒に歩めなくなった切なさ。
そして
思い描いていなかった自分と家族のこれからの未来への不安。


あたりまえだったこと、全てに感謝している。


学校に行くのがあたりまえ。
放っておいても子は育つと思っていたあたりまえ。
子供とはいつも元気なのがあたりまえ。


あたりまえだったことに感謝している。

あたりまえがあたりまえじゃないことに気がつけたから。



自分に嘘をついてでも「いまが幸せだ」と言いたい。
「これからの人生が楽しみだ」と言いたい。
「私なら絶対なんとかなる!」そう言い続けたい。


言葉には力がある。言い続けていると、きっと叶う。いつの間にかいい方向に向くはずだから。


不思議なことに、他の人のことを羨ましいとは思わない。
今の自分には多少の困難なら乗り越えられるし、今は子供も元気だし。
それ以上に望むことはない。


新しいことに挑戦することはきっと楽しい。
新しい出会いがあって、新しい発見に満ちている。
その発見を見逃さない方法は、たぶん自分の中にある。


日々考えて、諦めないで、焦らないで。
落ち込まないで、励まして、褒めていく。

考えて、考え続けて、疲れたら休んで。
そして進んでいく。
それをひたすらに繰り返して続けていく。


今までの経験と貰った言葉を大事に抱きしめて。
これから始まるリスタートのなかで、出会いを楽しむ。


大切な人たちから貰った思いへの恩返しになるように、、
いつか何かの形で返せるように。




どんな時でも、きっかけは待っていてもやってこない。
行動してきっかけを作る人に幸運はやってくる。

ゲッターズ飯田

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