2024年創作大賞に応募して(雑感)
noteを始めて約8ヵ月、ずいぶん迷ったがファンタジー部門に応募することにした。
私の場合、最大のネックは文字数。人物の心情や情景描写にほとんど修飾語を使わない私は、ストーリーの展開は思いつくものの、今まで長い話を書いたことがなかった。そのため、2万字を超えた作品にすることが最重要課題だった。
自分はどうしても、物事を単純にとらえてしまう。そのため文章も短くなりがちだ。親友は、私の文章を読みやすいと言ってくれるのだが、深みが足りない。
そこで他の人の文章を読んで参考にすることにした。とても感心するのだが、自分には到底できないので、憧れだけが膨らんでいく。
でも、ある日、気づいた。これは一度は着てみたい【おしゃれな洋服】と同じなのではないかと。
いくらその洋服が素敵でも、自分の身の丈に合わないとおかしい。
また、デザインも自分に似合っているかどうかが大事である。
そのことに思い当たった私は、自分が背伸びすることなく、ありのままの気持ちで文章を書いていくことにした。
そう決めた途端、ずいぶんと気持ちは楽になった。
参考になったのが、人物の言動の背景を書くこと。そうでないと読んでいる人に共感をもって、読み進めてもらうことは難しい。
これまでは、登場人物の心情ばかりを書いていて、
『なぜそういう思いに至ったのか』
『どうしてたくさんある選択肢の中でそういった行動を取るのか』
を全く書いていなかった。みなさんの文章を読んで、今回の作品から
人物の背景についても書くようにした。
今まで3日に1回ぐらいの割合で投稿してきたが、幸いにも書くことがないと悩んだことは無い。なぜか書きたいことは、自然と湧いてくる。
書きかけの文章をほったらかしにしておくと、偶然耳にした音楽の歌詞にヒントがでてきたり、現在書いている内容がテレビで特集されていたりする。
また散歩中に突然次の展開を思いついたり、家事をしているときに、アイディアが浮かんだりするので、とても不思議だ。
自分には無理だろうと諦めていた作品応募であるが、どうにか最後まで書くことができて、今はそのことだけに満足をしている。また締切のある作品提出を経験したことで、大変だったと言う思いがある一方、書くことがますます楽しくなってきた。
書くことは、自分を見つめることにつながる。
これからも、自分の書きたいものを思うがまま、書き続けていきたい。
応募作品はこちら⬇️
今回応募作品に集中するため、いつも書いているお気楽なネタが結構たまって
いる。
そこで、これからまた少しずつ投稿していきたいと思う。
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