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読書の世界 「そして生活はつづく」

星野源さんのエッセイ「そして生活はつづく」
この本は姉の本棚でたまたま目についたのですが。
SPY×FAMILYの「喜劇」(星野源さんの楽曲)
が好きな私は

あ!ここにSPY×FAMILYがいる!
と思い込み手に取って読んでみることにしました。(なんでそうなんねんというツッコミはそっと喉の奥にしまっていただけると助かります。)

このエッセイは星野さんの実体験というか実生活のなかから生まれたものであり。特別な体験や特別な言葉があるわけではありません。
けれどそれが読む人に対してどうしてだか元気にを、そして、人によってはきっと生きる力を感じるのではないかと思います。

今回は「そして生活はつづく」を読んで感じた魅力や私が何を得たのかを書いていきたいと思います。

この記事によって、本を読みたい人。
ちょっと疲れたから回復したい人が生まれることを祈って。



このエッセイは文字通り星野源さんの
「実生活」で構成された話になっています。
笑っちゃうような失敗から、大丈夫かー?
と思うような失敗まで様々な苦労が書かれています。

なのに、わたしは、この本を読んでいる間終始クスクス🤭としながら時には普通に笑ってしまったりしていました。
全ての話が「〇〇はつづく」で構成されているのですが、
このエッセイの話を総括すると


「失敗はつづく」


になると思います。
星野さんのことをテレビでの姿しか見ていなかった私には少しばかり意外な気もしていたのですが、不思議と読み進めていくとしっくりしていくんですよね😊


話を戻します。

よく、大人になると
「同じ失敗はしない」と言ううことをよく言われえるかと思うのですが。

なんと、

何度も同じ失敗をしているんですよ‼️
その時点で、おいおい、大丈夫?
となるのですが。

でもよく考えると思い当たる節って皆様ありませんか?


特に印象に残っているのが、


『携帯電話料金のお話』


読んだことのある方は「あーあれね」となるかもしれませんが、
読んだことのない方の楽しみを奪うわけにはいかないので本筋にできるだけ触れずに話していきたいと思います。

星野さんと携帯電話料金にまつわる失敗話ではあるのですが、その時、星野さんに痛烈なツッコミを入れた方がいました。

星野さん本人も落ち込むやら腹たつやら。

悶々と、考えながら過ごしているのに、行き着くところは最初に戻ったりと

「もー、どうすんねん!」
と突っ込んでしまいたくなるのですが、

あれ?
これってどっかでみたことある、、、、、、


まるっきり私!!ってなってしまうんですよね。

失敗すると落ち込むし、でもプライドやこだわりがあると「でも、、」と否定もはいってしまうと繰り返すことになる。


どうしてそうなるのかなー、と考えて原因を探すときっと地球一周しても見つからないでしょうから、そこには、触れません(笑)

ただ、そのヒントや解決の糸口は
ここの部分にあるのかもしれません。

星野さんはその失敗から自分のこだわりやプライドにぶつかります。

意固地になる瞬間もありましたが、ふと解ける時が訪れます。
それは、痛烈なツッコミを入れた方の言葉や、現状からきたものでした。


私たちも最初は受け入れられない言葉でも冷静になると幾つもの解釈が出てきたりするのでは?

そして、それまでにはかなり苦悩したりすることもある。でも、それって、


自分だけじゃないんですよね


どんなに有名になる人でも普通に働いている人でも
子どもでも。
大人でも。
私でも。

そう思うとどんなに失敗しても、納得できるって大事かな、失敗して、怒られてもみんな違うところではそうなのかも。と思うと心が軽くなるかも。

失敗をそのままにしてOKではないけど。
みんな通る道だからなんとかなる。くらいに、、

努力はもちろんいるけれど、失敗の連続は存在の否定にイコールにはならない

そう思えば失敗もそこまで怖くないのでは?


このエッセイから思ったのはもっと難しいこともあればキリがないですが、今伝えられるのはこれかなと思います。

もし、この記事が面白かった。
この本読みたいと思っていただけたら嬉しいです♪

拙い文ですが、お付き合いくださりありがとうございます!

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