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【読書まとめ】26歳の自分に受けさせたいお金の講義

はじめに

僕自身来年から社会人となるわけなんで、本を読んで色々と知識を吸収しようと思っています。1ヶ月に1冊くらいは読んで行けたらいいなと。社会人としてのマナーについてやなろうと考えているシステムエンジニア関係の本を読んで行けたらと考えているのですが、とりあえず初めはお金に対する知識をつけていく必要があるかなと考えました!

今回、安江一勢さんの書かれた「26歳の自分に受けさせたいお金の講義」を読みました。安江さんは23歳の時に九州最年少税理士となり、2023年現在29歳で開業税理士として働いています。内容は全12講で、若い時に知っておいた方がよさそうな知識が講義形式で紹介されています。

個人的に面白かったところ

色々ためになることが書かれていたんですけど、特に印象に残った講は1、2、3、10講です。それぞれ、貯金と銀行、保険、税金、自己投資です。次からそれぞれについて触れていきます。

第1講 貯金と銀行
貯金の種類として①流動性貯金、②計画性貯金、③幸せ還元貯金、④なんとなく貯金に分けることができます。
まず、④なんとなく貯金とは目的のない貯金でしてはいけないものと紹介されています。僕はこの貯金がメインだったような気がするのでまず、貯金の目標を決めていきたいです。
次に、①流動性貯金、②計画性貯金、③幸せ還元貯金とはそれぞれ、①いつでも引き出せる貯金、②将来必要なお金のための貯金、③幸せ還元貯金となっています。
①流動性貯金は月収の3−6ヶ月分を目安に貯めるのが良く、「現金」または「銀行預金」での貯金がおすすめされています。②計画性貯金は「投資信託」や「変動保険」での貯金を、③幸せ還元貯金では「いつもと別口座の銀行預金」をおすすめされています。
漠然と貯金した方がいいと思っていたんですけど、この本では目的のない貯金よりも今を楽しくする方が良いと言われていました。実際そうなのかもしれないですけど、個人的にはお金に余裕があるってそれだけで幸せだと思うし、将来に対する不安もお金の分だけ減っていくような気がするので計画的に貯金するのがいいと感じました。
また、計画的に貯金するというのに、定期預金を使うのは良くないっていうところには共感しました。投資一択だろというのはダメですけどリスクを理解して、分散しつつ、取り入れるのがよさそうですね。

第2講 保険
保険には社会保険や生命保険などといった種類があります。
社会保険とは、給与の約15%払っているもので、最低限の保障をしてくれるものです。ただ、会社によって社会保険に入っているのか、入っていないのかが分かれ、入っていると福利厚生がしっかりしているということになります。入っていない場合やフリーランスの人は、国民年金保険や国民健康保険を払う必要があるそうです。
生命保険は、自分で入ることができる保険で安心を買うというイメージです。独り身の人やお金持ちの人は入る必要はなく、家族を持っている人やお金のない人は入るべきと紹介されています。若いうちに入るなら「短期」で「掛け捨て保険」がおすすめされています。
今死んで困る人がいるなら入るべきとされています。26歳妻子もちで死んでしまったら、残された奥さん、子供のために1億円以上は用意したいです。そのために、死亡保険を活用するのが良いと言われています。
保険について僕はほとんど無知でした。今回知るきっかけになったので、もうちょっと詳しく知っていきたいです。FPなんかを勉強するとある程度は知れるのかなと考えています。在学中か社会人1年目くらいまでに2級くらいまで取ることを目標にしようかな。

第3講 税金
税金は基本的にお金が増えた時にかかります。そのため給与が振り込まれたときやものをもらった時にかかります。
給与の総支給額から税金が多く引かれて手取りが少なく感じるなどよく耳にしますが、その分社会保障が手厚くなっているので、文句を言ってもしょうがないですね。
しかし、やっぱりあまり払いたくはないです。
節税の知識があるかないかでだいぶ変わってきます。節税の方法として紹介されているのは、iDeCoとふるさと納税です。どちらもよく耳にしますが、完全には理解していないので、これらは勉強していきたいです。

第10講 自己投資
お金の使い方として①消費、②浪費、③自己投資に分けられます。節約したいのであれば、②浪費は減らすべきですが、③自己投資はした方が良いです。それにより収入が増えるのであれば、最終的に残るお金はプラスになります。しかし、考えもなく自己投資すればいいというわけではありません。そこで基準となってくるのが「20%ルール」です。自己投資は20%いないに抑えるのが良いとされています。また、自己投資の中でも最強なのが信頼を高めることへの投資です。例えば、待ち合わせに遅れそうな時にタクシーを使うなどです。信頼は得るのに長い年月がかかるのに、失うのは一瞬です。そのため、自己投資の中でも信頼を高めることに投資するべきです。
僕がこれから社会に出て、成長していくためには自己投資は必須だと考えています。しかし、闇雲に手を出すのは得策とは思えません。情報を仕入れる、スキルを上げる、人との出会いを作る、多くの選択肢からより良い選択ができるようになりたいです。

終わりに

読んで良いと思った内容や考えたことをつらつらと書いていったわけですが、これが最善というわけではないと思います。この本にも書かれていましたが、あくまで基礎的な内容だと思います。この本で挙げられていたことについてさらに詳しく調べていく必要があると感じました。しかし、講ごとに区切られ丁寧に説明されてあるのでわかりやすく、重要なところが太線になっているなど読みやすかったです。お金のことを学ぶ1冊目としてぴったりな本だと感じました。

次に読みたい本は「学びを結果に変えるアウトプット大全」です。変わるかもしれませんが・・・
2週間に1冊くらいのペースで読んでいきたいと思います。

最後にここまで読んでいただきましてありがとうございました。よろしければ若い時や社会人1年目に読んだ方が良い本やSEとして成長するために読んだ方が良い本を教えていただけると幸いです。

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