「天下三分の計」について


日本という国は島国ながら、やはり幾つものマイノリティを有する。
それが敵からの侵略経路として穴になるのは必然の様だ。

中華は琉球を取り込み、ロシアはアイヌ、米は朝鮮人を使い、
ターゲット国の内部に工作活動のグループを作ろうとする。

だったら当然だが、多民族がせめぎあう大陸の分断要素は凄まじい。
おそらく中華なんて日本の比じゃなく対立軸がありそうだ。
母数が大きければそれだけ小さな諍いがあると。
ウイグル問題どころじゃなく、いっくらでも小競り合いがあるだろうし、
これを纏めるにはプロバガンダで外敵を生み出す以外の方法が無く、
隣国へのヘイトで結束し、結局はそれが戦争に繋がってしまうのだろう。
世界にはそんな本末転倒な矛盾が存在する。

昔とは違い、文化という宗教が共通言語として調和の役に立つのだが、
悪意でそれを使って侵略のツールにするなら元の木阿弥。
どんなに平和を説いても、結局は物理的な戦力が前提となってしまうのだ。

なので心理的調和の前に物理的な力学のお膳立てが必要となる。
その為に軍事力は必須になってしまうのだろう。

またこれは白と黒、西東の様な二極化だと安定しないと思われる。
どちらかのパワーバランスが崩れると一気に瓦解してしまうからだ。

対立軸が一本なら安定しない。

また上手く一極支配になっても結局は内部分裂で争いが発生すると。
一極支配というのは結局どうしても内部分裂が発生すると思われる。
再度コミュニティが分かれてしまうし格差も発生するだろう。
それを纏めたいなら結局はまた、外敵が必要になってしまうだろう。

要は平和の為には外敵が必要になり、
敢えてそんな敵を維持した軍事バランスでの安定、
天秤がどちらかに傾きすぎたら第三者が介入し、
そのパワーバランスを調整するシステム、

それが天下三分の計だろう。


外敵への脅威を「利用して」国内の結束を生みつつも、
軍事的なバランスでそれぞれの滅亡は免れるシステムだ。

その後、三国間の文化交流などで徐々に徐々に緊張を緩和してゆけば、
対立軸の無い大きな一つの調和に近づくと。

時間はかかるが、武力で一国を纏めるよりは理にかなってる。
結局はそれぞれ対立コミュニティの禍根を水に流すには時間がかかるので、
外部の敵に注目させつつも三国それぞれが時間をかけて内部調和を図ると。

国内対立から国外対立に誘導し、対立していたコミュニティを纏めあげ、
三すくみの膠着状態を意図的に作りつつ、徐々に紛争を無くしてゆく。

要はバチバチだったプロ野球の球団が、WBCでは結束するシステム。
そうすればこれまで存在した国内対立が緩和され、
その後、海外交流等で国家間のヘイトを消して行けば全体の平和に近づく。

個人的に安倍晋三の描いていた最終的ヴィジョンはこれだと思ってる。
何故ならトランプが彼を「バランサー」と呼んでいたからだ。
実際彼は北朝鮮以外とは大体上手くやってたような気がする。

また汚名を着せられた鳩山由紀夫か誰かも確か、
「日本は日本人だけの物じゃない」と言っていたが、
その真意は国内のマイノリティをまとめ上げなければ結局は内紛が起きる、
そこに外部の敵から国内の分断工作を仕掛けられるという意味だろう。

まぁ実際そうなっているのが日本であり、
経済、情報、世代間、カルト、既存マイノリティに移民まで抱えるなら、
内部を纏めるのはまぁどうにもならんし、
おそらくこの全ての格差、分断には同じ連中が関わってるのだろうと。
全てが誰かの手のひらだろう。

そんな悪意に満ちたグローバリズムですら絶対にまとまらないハズで、
次から次へと生贄を消費するハズであり、リソースを減らしていくだろう。
金持ち喧嘩せずとか片腹痛いと言っておく。

必ず次の分断が起きるだろう。


作為的な対立軸なんてのは無数に引くことが可能だからだ。

下位に基準があるから自尊心が満たされる。
相対的に裕福だと錯覚するのは結局はマインドコントロールであり、
内弁慶は味方には強くとも、いつだって外部の敵には無力。

キシダもホリエもコオロギも宗主国の靴を舐めさせられ、
同胞虐待でその留飲を下げるだけのアニマルに過ぎないのだろう。
こんなものは子供に強い宅間守と全く同じマインドだ。

上手く洗脳されてるね!!


こんなん、グロバはどうやって安定させるのかね?
下支えの生産力が無くなるなら、文明は消え去るだろうし、
目的は存続不能なピラミッド社会に思えてしまう。
彼らは人類の滅亡が目的だろうか?

やはり最適解は天下三分の計なのかもしれない。


そんな考察。

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