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雪景色/写真 エッセイ

私にはモノクロが自分にしっくりくるので

モノクロが大好きなんですが

モノクロ写真を始めて

初めての雪景色。

こんなにも相性が良いとは思わなかった。

よくモノクロにすれば良い感じに見えるとか

意味ありげに見えるとか言うけれども

そんな安っぽいものではない。

モノクロは白と黒、影と光で

対象を撮っていくから誤魔化しが効かない。

モノクロには目に見えぬものを

引き出す力があると感じている。

でもそれを引き出すのは

結局良くも悪くも自分次第なのだ。


今回雪景色の写真を撮ってみて

私には雪景色が絵画に見えた

もっと言えば水墨画のように感じる

それは白と黒、墨の濃淡で表す水墨画と

モノクロ写真が似ているからだろうと思う。

墨には 『墨に五彩あり』という言葉がある

詳しくはわからないけれど恐らく温度や湿度

水の量や墨を磨る時間や線を引いてから

時間と共に変化したりと様々な原因によって

色が変化するのだろう。



だから白と黒だけで表現するというのは

シンプルが故に奥の深いものがあると
私は思っています。

カラーの奥深さもありますがそれはそれで
好きな方が表現されたら素晴らしいものになる
そう思います。



話は戻りますが
だからモノクロ写真というのは露出、所謂

光の取り込む量によって色を変化させる事が

出来るので水墨画の墨の濃淡の様に光の加減で
表すことが出来ると思った。

こんな事をいうと大袈裟に聞こえるかもしれない

でも心がそう感じたのだから仕方がないのだ



下記の写真は全てデジタル一眼レフで

マニュアルフォーカスで撮っているけども

デジタルでもここまで写してくれるのなら

文句の一つもない。

フィルムは大好きだから併用していくが

デジタルの可能性を感じている。




上っ面の綺麗さはすぐに飽きてしまう

だが目に見えぬ美しさは永遠だ

私はそう信じている。

その美しさが現れるように日々精進

一歩 一歩 邁進していきたい


何枚か投稿させてもらいます。








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