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真の道を歩むなら衣食住は得られる/仏教、写真

同心の中に衣食あり


これは道元禅師という高僧のお言葉です。


真の道を歩むならば衣食住は自然と神仏から

頂けるという意味です。


人間は生きていかなければならないので

生活に必要なものを得ようとするのは

当然でありますが

あくせくして生活の為だけに

生きてしまいがちです。


人は何の為に生まれたのか?

何故生きているのか?

どうして生活しなければならないのか?

こうしたとても大切な事がおざなりになり

結果として生きていくのが困難になってきます。


そんな大切なことが書いてあるのが宗教です。


宗教の宗とはこの世の根源、または大元という

意味ですので先程言ったように

何の為に生まれているのか

どうやって生きればよいのか、何が大切なのか

どんな見方をしたら幸せになれるのか

お釈迦様がわかりやすく

説いてくださっています。



自分の生活が危ぶまれると我先にと

自分の食料など確保しようという

利己心が働きます。

それが所謂 煩悩なのです。

その煩悩を取り払う事によって人は

本来の自分になれると書いてあります。


そのためには人に施していく利他行

欠かせません。

自分のことを先にやるよりまず相手のために

体や心を使っていく、そういう習慣が大切です。

それを仏教では布施

善き習慣持戒と言いますが

特にこの布施がとても大切になってくるのです。


先日読んだ本に

スェーデンの諺が書かれてあり


貧乏人とは多くを持たない者ではない

多くを欲する者のことである、

と書かれてあります。


また老師は


足るを知る者は富む


そう仰っています。



有るにも関わらずもっと欲しい

同じものをストックしておこうなどと

思うと不安ばかりがつきまとい

心が細くなり心が貧乏なってしまい


沢山 物を確保するのではなく

いま頂いているものに感謝する人ほど

心が豊かに富む賢者である。


そうスェーデンの諺と老師は

仰っているのではないでしょうか。





コップ一杯の水を


これしか無いと思うのか、もしくは


こんなにあると思うのか


この水を半分あの人に分けようと思うのか


どれが心の豊かさであるか一目瞭然です。



ですので相手の幸せを願い心身を使い

布施をしていく事こそ真の道であり

そんな人にはそんな人に相応しい

物質的なものが縁として出会うのは

当然の事です。


物やお金を優先にしたら本物は得られません

先ずは他人様からです。

その心が本当の豊かさであります。






ですので冒頭でお話した通り


真の道を歩むのであれば 

衣食住は頂けると道元禅師は申しているのです。



 












































 


































































 









































 












































































































































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