見出し画像

マイナスをプラスに変える力、水泳選手の話し/仏教 写真

石原愛依さんという視覚障害のある

水泳選手をテレビで拝見しました。


この方は7割程度視野が狭くなり真っ直ぐ

泳げなかったりタッチが合わず怖くなったり

段々と泳ぐことが困難になり

とても苦悩されていました。


ですが練習していくうちに水の重さや感覚が

研ぎ澄まされ直感力で泳ぐのが

得意なったそうです。


人は苦しい思いをすると逃げたくなり

現実を見ようとは中々思えません。

これは得した、これは損だと損得感情で物事を

見て怒ったり欲望を貪ったり本能のままに

生きたり悲しくなったりとそんな気持ちを

ぐるぐるぐるぐる回ってしまいがちです。


ですが石原さんはこの一見マイナスに見えるものをプラスに変え、人として高まるものにしたのです。


これを仏教では中道と言い

言い換えれば

正しい道、仏様の道と言えます。


苦難があった時

逃げるとか苦しみや痛みに耐え抜くとか

そういった偏った事をするのではなく

その中から真実と言いますか答えといいますか

何とも言い難いものですが

真理を見出しマイナスすらプラスにしていく

それが正しき道だと教えてくれます。


これが本当の幸せであり本当の救われであります

これが仏教の本質です。


蓮華とは汚い泥の栄養を吸い美しい花を

咲かせます。

これは人間にも言える事です。


病や老いや人間関係による嫌がらせや誹謗中傷

離別による悲しみやお金がない事による貧困

そんな絶望に打ちのめされそうになります。


この娑婆世界の泥を心の気付きという栄養にし

私達の心は荒む事なく美しい心を

創り上げていく事ができると思うのです。

これが妙法蓮華経であります。

その為には正しき真理を知る必要が

あると思うのです。


その真理を石原さんは教えてくれたように

思います。


そしてもう一つ。

実はフォロワーさんが入院 手術をされ

とてもお辛い思いをされました。

ですがその病を通じて生きることの喜び 嬉しさを知ったと言うのです。


失ったからこそ真理に導かれた

これこそ損得を乗り越えた世界

妙法蓮華経ではないかと思います。

これが本当の幸せです。

フォロワーの方がこの教えは絶対であると

証明してくれたように思います。



生きるのが困難な世の中だからこそ

宗教、仏教が必要です。


今こそ その真価が発揮される時ではないでしょうか。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?