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「使い捨て」を変えたい-私が社労士を目指す理由-


私は現在、医療職として働いています。



そんな私が、転職前にキャリアカウンセリングを受ける機会がありました。
メルカリやブログ…色々副業に挑戦してきましたが、どれもしっくり来ず…。
将来は複数の仕事を掛け持ちする「複業」として働きたいけど、どんな仕事が向いているのが分からず悩んでいました。



カウンセリングを通して、「何か資格を取って、仕事の幅を増やしていく。」という方法が向いていると分かり、その中でも、社労士の資格取得に挑戦する事に決めました。



今回、備忘録として、「私が社労士を目指す理由」を書き残しておこうと思います。


一番の理由は、○○の使い捨てを減らしたいから



社労士を目指す一番の理由は、「医療職の使い捨てを減らしたいから」です。



過去に、20代で病院で働いている時、



「どれだけ成果を出しても、役職をやっても、仕事だけ増えて給料が上がらない。」

「家族の為に給料の高い訪問分野に転職する。」

「給料が安いから仕事のやる気が出ない。」



そんな同僚を何人も見てきましたし、気づけば自分自身もそうなっていました。



新卒の時、「仕事が楽しい!」と感じていた自分でしたが、私自身もそのような周りの声に流され、次第にやる気もなく、仕事への興味関心も薄れていく事を実感。



やる気のある人が、笑われる。
やる気のある人まで、やる気を失っていく。そんな医療職の働き方に、危機感を覚え始めました。


とはいえ、病院は給料を上げてはくれません。



どれだけ会社に貢献をしていても、
「嫌ならやめて。」

産休などの福利厚生を利用すれば
「制度としては2年まで出来るけど、子供が1歳になっても職場復帰しないのはむかつく。」
「これ以上時短はいらない。」



そんな声が飛び交う現場に、違和感を感じる日々。



少子高齢化。これからますます若い働き手が減っていくのに、不満があるなら辞めれば?副業は禁止ね、育児との両立がしづらい…。



この様な現状が続いても良いのでしょうか。


仕事に意欲的な若者が、どんどん疲弊していくような医療職の働き方を変える。
そのサポートをしたいと思った事が、社労士を目指すきっかけとなりました。


社労士になったら、どんな働き方をしたい?



とはいえ、社労士になっても、働いている一般職員と関わる事はほぼありません。
関わるとすれば、退職の時の手続きだったり、雇用形態の変更で相談する事はあっても、会社側が仲介となります。


私も、パートとして小さな会社で働かなければ、社労士という仕事の存在を身近に感じた事はありませんでした。


その為、私が社労士になったら、例えばココナラなどのサイトを利用して、働く人の相談業務をメインで行いたいと考えます。


女性は特に、生涯を通して働き方が変化しやすいと感じます。
結婚や出産、育児、自分自身の体調や、価値観の変化に伴い、その時々に応じた働き方があります。
でも、正社員しか経験していなければ、パートに踏み切りにくいですし、長期間働いていないと、自分自身に合った働き方が分からなくなることもあると思います。



その様な方に対して、労働者に関する法律や制度の知識を持って、「相手にとっての持続可能な働き方」を提案するのが、私の社労士の夢です。



過去の私の様に、いくらやる気があって、仕事が楽しくて、仕事で毎日が充実している20代も、体の変化、生活の変化、価値観の変化が訪れます。



今の働き方が、5年後も10年後も続けられる保証はありません。



でも、その時々に合った働き方はあると思います。
ただ、自分に合った働き方が分からない、選べない、という人は多くいると思います。


そんな方の力になれば…という事を忘れず、社労士の資格取得を目指して頑張りたいと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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