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つぶやきをつぶやく

〝数十年後に無くなる職業ランキング〟という記事を見た。
個人的な意見なんだけど、宝くじ売り場というものも、いずれ無くなると思っている。
ネット販売がどんどん増えているし、売れ行きのよろしくない店舗はどんどん閉店になっている昨今。

宝くじは…自動販売機でイケるんじゃない?って、私は密かに思っています。(笑)

私の働く店舗の客層は、3、3、4。
中高年と高齢者が4。若い人3。外国人3。といったところでしょうか。

81歳のおばあちゃん。
グループ買いをしている息子さんに頼まれて、毎月宝くじ買いを任されている。
『こんにちは。息子に頼まれて来ました。息子がね、買い物やお使いは運動になるから!って言うのよ〜。私もう81なのに…』

ここまでは、落語でいうところの「まくら」で、本題はここから。

「グループ買いをしている息子は、3年前、約110万円当たった。息子を入れた3人で、30万円ずつ分けた。余りのお金を、息子はおばあちゃんにくれた…」

この話、もう何回聞いただろうか…
もちろん、おばあちゃんは、初めて話しているつもりなのだから、私も毎回、初めて聞いたフリをする。
前のめりになって、精一杯驚く。
『すご〜い!息子さん、お優しいですね〜』

おばあちゃん。それはそれは嬉しそうに話している。

いいよ。いいよ〜!
私、何回でも聞きます。
そして何度でも驚きますから。
何回でも話して下さいね〜!

こんなやり取りは、販売店でしかできないわけで…

けど、宝くじは、自販機でイケると思う。

落語でいうところの「サゲ」に、全く関係のないことを書きます。
仕事中、新札が入ってくるようになりました。
初めて見たソレらは、3Dがなんとも…
「こっち見ないで!」な〜んて思ってしまう。
すんごい技術なのでしょうけど。
千円札裏の葛飾北斎の絵は、ステレオタイプなJAPA〜N!なんですね〜
お客さんにお釣りを渡す時、新札を入れると、初めて手にしたという方がかなりいて、すごく喜んでくれる人が多い。
良いことをしたような気持ちになってしまう。

おあとがよろしくもありませんが、終わりにします。

ありがとうございました♡


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