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「ビューティフルからビューティフルへ」僕はどこへ〜

最初なので自分を頭いいふうに見せたい。


「ビューティフルからビューティフルへ」という本を読んだので感想などを。文章を書くのは得意では無いので多めに見て頂きたい。

〈あらすじ〉
絶望をドレスコードにして生きる高校三年生の静と、ネグレクト家庭に育ち「死にたい歴=年齢」のナナ。ある晩、受験生のナナが単語カードを片手に歩いていると、駅前でサイファーをしている若い男に声をかけられた。ナナは気まぐれで、彼=ビルE を、静と自分の通い慣れている「ことばぁ」という老婆の家に誘うが――。

河出書房新社より

僕が本を沢山読むようになったのはここ1ヶ月ぐらいのことで、中学時代には一時my読書ブームも来ていたのだがこうして再び自主的に本を読むのは数年ぶりのことである。作家の方々には失礼な話だが物語が読みたいと言うより物語を読んで現実逃避をしたいというのが読書の動機だということに最近気づいた。

そして、先月本屋に立ち寄った際に表紙に引かれて見つけたのが本書である。普段本を読まない人間が本を選ぶ際の基準としては第一に他人の評価があると思う。有名な作品や映画化された作品はこれにあたる。もしくは〇〇賞受賞という帯。これも評価であるけれど、読書初心者からするとハードルが高そうで手が出しづらいというのはある。
他人の評価以外で本を選ぶとすれば自分の経験に基づいて、読んだことある著者の作品を選ぶだとか読書フレンドが居れば紹介された本を読むというのもあるだろう。では自分で選ぶとすれば……。残るのは表紙と題名であろう。

見てもらえば分かるが本書の表紙はかなり目立つし惹き込まれるものがある。表紙を手がけているイラストレーターの方を認知していたこともあったのでとても印象に残った。題名も「ビューティフルからビューティフルへ」となんだか洒落ている。あと本の帯には賞をとったとも書いてある。評価も抜群だ。あらすじを見ると「絶望をドレスコードに生きる高校三年生〜〜〜」。お〜、かっこいい。
とまぁ、読書素人が読書家ぶるには格好の本であるが購入する気はないのでいつか読めればいいなという気持ちだった。

そして今月近くの図書館を覗くと新書の所にあったではないか。

(ここでこの記事は一旦書くのを中断されている)

10数日経った。

読んだ感想を書こうとも思ったが2週間以上前のことだし、誰かの言葉を借りたそれっぽいことか的はずれな浅はかな感想しか言えないので避けさせていただく(自分のちっぽけな威厳を守りたいだけである)。
一つだけ言うと比喩表現が凄いなぁ(語彙力)です。

ここまで「〜だ」「〜である」とか頑張って使ってたし文もそれっぽくなるように書いてたけど難しいのでラフに語らせていただきます。

本を読んだ後に思ったのは「見た目大事だなぁ〜」です。
これは本の表紙のイラスト、題名についてもそうですし作者の経歴(今作であれば若い女性の方が文学賞を受賞)があるということです。
図書館で本を借りる僕としては見た目が発行が古くて見た目が汚い本はなかなか手に取りませんし、逆に見た目が派手だったり素材が違っていたり、綺麗な本は興味がそそられます。
中身で評価しろとなるかもしれませんが、これは結局人間でも似たような部分はあるなと。

清潔感があるとか、イケメンだ、という見た目の評価もあるし、○○という経歴がある、誰々の子だっていう部分でも決められる。そこを含めてその人だからな、と。

でも表紙が良いから手に取って貰えた本も中身が悪ければもちろん評価は悪いし、表紙が良かったぶん中身のハードルが上がることもある。

そう考えると表紙が汚いけど中身が良い本のような人間になりたいなとも思ってみたりみなかったり………

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