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ポケットピカチュウをレビュー


ゲームボーイのような形をしている



○ゲーム情報

  • ゲームハード 携帯ゲーム機

  • 値段 2500円

  • ジャンル ヘルスケア

○ゲーム登場人物

  • ピカチュウ 言わずもがな。ポケモンの一種で電気ネズミ。今作は振ったり、歩くことで色んな表情を見せてくれる。

○ゲームの流れ

たまごっちと違い、ピカチュウに食事や運動など世話は不要で死の概念もないので、寿命で死ぬこともない。ライチュウに進化することもない。
ポケモンだからバトルはあるんでしょとなるが、バトルもない。
じゃあ、何があるの?となるとひたすら歩いてピカチュウのアクションの変化を楽しむのがこのゲーム。
 歩いたり本機を振ったりするとピカチュウのご機嫌度が上がる。
ピカチュウの時間限定のアクションを見せたり、歩数が上がれば時間限定アクションも増えたり、歩数に応じて歩く他にスケボーを使ったり、竹馬を使ったり色々なアクションを見せてくれたりする。
このゲームのお金の概念もあり、ワットがお金になる。100歩で1ワットなので、貯めづらいが、スロットで、揃った結果次第で500ワット(1万歩分)を獲得出来る。唯一、このゲームが万歩計ではなく、ゲームとして楽しめる部分。
ワットをピカチュウにプレゼントでき、ラッパやバク転など、色々な仕草をしてくれる

○個人的評価

評価S(最高)→A→B→C→D→E(最低)

  • ストーリーは無し

  • グラフィック(当時基準)A

  • ゲームバランスや難易度 E

  • 操作性 C

  • 世界観 B

  • BGMはなし

  • ゲームの面白さ D

  • やり込み要素 E

  • 総合評価 C

  • 適正価格 500円(クソゲーではないが、ピカチュウの万歩計としては高い。)

○良い点

  • ピカチュウのグラフィックは限られたドットでも可愛くできている

  • ピカチュウのグラフィックを見るぞ、ピカチュウと友達になるぞと思いながら歩くとやる気になる

  • ただの万歩計と違い、スロットでも遊べる

  •  歩数が増えるとピカチュウが色々アクションをしてくれるので可愛らしい

  • 歩いて貯めたワットをプレゼントをするとまた別のアクションが見れるので可愛い

  • ピカチュウが死んだりしないし、歩く以外世話をする必要が無いので、好きな時間にできる

  • ピカチュウの世界観は再現出来ている

  • ゲームでは見せないアクションをしてくれる

  • 後述の苦行でやり込み要素なんてあったらマジでクソゲーになるので、なくて良かった。

×悪い点

  • 万歩計と言ってもゲームなので、当時の子供は軒並み学校に持ち込み禁止で正確な結果が出せない。

  • ピカチュウの友情度、アクションを増やすなどの歩数のアクションが増えるのは25000歩からで、そこから大きくまた間が開き、それまでアクションが増えないので、体動かす人ならまだしもそうでない人ならいつまでも同じ動作なのでそこまで行き着くのに飽きるし、大人でも難易度は高い

  • 25000歩はだいたい1歩の歩幅が70cm程度の大人で換算すると17.5キロになる。直線距離でも大宮駅から白岡駅まで歩いても足りない距離なので、かなり意識的に歩かないとピカチュウの変化は無い

  • 当然、デスクワークの人などはなかなか達成できない、

  • ワットも100歩で1ポイントなので、貯めづらく、1万歩歩いても500なので、最大の999にするには単純計算でまた2万歩近く歩かないといけないという苦行

  • 他の要素がスロットしかなく、ストーリーもない、ライチュウに進化する、他のポケモンが出る、バトルをするという訳では無いので、とにかく単調で飽きる。

  • このゲームをクリアとして、全てのアクションを見れるようになるには40万歩というひたすらの苦行を強いることになる。40万歩と言ってもピンと来ないが、およそ、成人の歩幅が70cmなので、計算すると280キロ歩けばクリアとなるが、到底一日ではクリア出来ず、リアル生活と加味すれば数ヶ月かかる。真面目にこの距離は大宮駅からHIKAKINの地元、妙高市の関山駅まで歩く計算になる。このゲームのクリアは本当の苦行であるので、私もできなかった。

  • 真面目に歩くとこうなるので、ひたすらシェイクしまくるプレイヤーが続出。しかし、それでも飽きてしまい、やめてしまうプレイヤーがほとんどあっただろう。

○総評

ピカチュウのグラフィックや可愛いアクションは評価できるが、アクション追加のハードルが高すぎるゲーム。とにかく難易度が高く、単調。
子供が買うのがほとんどだが、内容は大人でもキツイ。完全クリアまで歩くのに280キロなんてアスリートかよと思う。電池も3ヶ月程度なので、かなり意識的に歩かないと達成までに電池切れで1からやり直しという地獄に陥る。
スロット以外のゲームもなく、バトルもない、他のポケモンが登場する訳でもなく、ライチュウに進化することもない歩くだけの単調さもマイナスポイント。
次作はあるが買わない人が殆どで知名度もかなり低いのも頷ける。

○次回予告

ぞくぞくヒーローズを書いていこうと思う。私、結構好きだが、遊べるゲーム機が諸事情でGBCのみで、令和では遊ぶハードルがとても高いゲーム。RPGなので編集結構時間かかるかも。

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