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小学校の先生 *HSP

わたしは、小学2年生のときの引っ越しをきっかけに
登校拒否を繰り返すようになりました。
少し家が遠くなり、学校に行くのが億劫だったことと
最初から集団生活は苦手だったので、学校がきらいでした。

早い時期から学校では問題児だったわたしは
担任の先生に辛く当たられ小学校時代は良い思い出が
ありません。。

1、2年の担任の先生は一見優しそうだけど
陰湿な怒り方をする人でした。
3年生の担任は優しい女性の先生でしたが
そのせいか、男の子からのいじめがエスカレートし、
そのときはそれが嫌で学校へ行けませんでした。
4年生になって、体育会系の男の先生になってから
いじめがおさまりました。
5、6年の女性の先生は最悪でした。
今でも思い出すと辛くなるくらい情のない
意地悪な先生で、いつもわたしのことを嫌っていました。

幼少期やまだ若い時代の子供にとって
先生という存在はけっこう大きいと
思います。

自分も嫌いだからいいやって思っても
やっぱり純粋な子供の心は傷つくし
差別的な態度をとられて自信もなくします。

おとなしい子、何も言えない子、弱い子、
それに加え、わたしは忘れ物も多く学力も低かった。
なので、先生からイライラされることが多くて
わたしも直すべきところはあったけれど
指導者としては、あまりに器の小さい人ばかりだった。

今、親になって子供の先生と接していると
良い先生が多い。
しかしながら、子供のことをよく見てほしい
と強く願うわたしの言動が先生をも変えたのかもしれないとも
思ったりします。

下の子は発達障害があり、小学校は特別支援学級に入ったものの
先生は療育の経験のない普通級の先生なので、理解してもらえない
ことが多かったのです。

娘は休校続きのコロナ禍の入学だったためか、
学校に慣れることが余計にできず、
不登校の1年を過ごしました。

そして、学校に行けない間、地域の相談センターなどを利用して
どうしたら学校に行けるようになるか、ハードルを低くしたいと
思って具体的にいろいろなことをぶつけてみると
全部、お母さんの考え方で大丈夫ですよ。
と言っていただき、学校側に合理的配慮の話をしてもらい
娘に無理難題を強要しないような生活を勝ち取ることができました。

そこからもまだまだ難しいことはあったけれど
モンスターペアレントと言われてしまうような
うるさい親の子供は仕方なしにでも丁寧に見てくれるのかもしれない
と思ったりもしました。

いろいろと毎日言わないとならないことが嫌でした。
うるさいな、子離れできていないな、と思われていると
わかっていたので、とても気まずかった。。

でも、子供があれが不安、これが不安、昨日先生にこう言われたことが
いやだった。
すべて話してくれて、悪い方向に行ってしまうと学校に行きたくないと
なってしまう。
なので、お願いできることはすべてお願いして、娘のことを理解してもらいました。

こうしてほしいとか、こんなこと言わないでほしい、なんて
お願いではなく、こういう体験で娘はこう感じる、だからこんなやり方で
進めてもらえるとスムーズにいきます、みたいな。。
同じかもしれないけれど、わたしと娘にとってはただのわがままではなく
本当に切実なお願いでした。

そして、それが学校的にどうかなと思われる場合は率直に話していただき
妥協点というか、代替案を考えたりする中で、娘はのびのびと学校に
通えるようになりました。

同じ特別支援級のママで、よく先生の文句を言う人がいて
その人の話を聞いていると、その人のお子さんへの先生の対応と
わたしの娘に対する対応がまったく違うと思いました。

もしかしたら、先生は子供たちひとりひとりにどう対応
することが一番ベストかわからず、要望のないところには
それを知るヒントがないため、その子に合わせたやり方を
見つけにくいのかもなと思いました。

影で文句を言っていても何も変えられないし、
一番に、かわいい子供が快適になるならわたしは
いくらでもうるさい親になっていいなと思いました。

わたしが口うるさい親で、子供を甘やかしてばかりで
成長を止めてるって思われてるなって気づくことも多く
本当にそうならないようにはしなくちゃいけないといつも
思っていたけど、娘の状態を一番わかってあげられているのも
わたしだけだと思ったので、この子はもっとがんばれるのに
という先生に反して、ずっといつも不安でプレッシャーと
戦い続けて表ではなんでもないようにやってのけるけど
あとでメンタルに影響がでることもあるということを言い続けました。

そのわたしの行動が、きっと守られているという安心感を
娘に与えられたのかなと思っています。

今は自分で困ったなと言えるようになったり
はじめてのことだと不安でお腹が痛くなるくらい
だけど、そのはじめてに慣れるよう指導してくれる
先生で、本当によかったなと思います。

そして、今の娘の場合は、わたしの行動も大人には
うるさいと思われながらも、それで正解だったんじゃないかな
と自分では思います*

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