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【日本語教育能力検定試験】当日について


こんばんわ。
新米日本語教師のマリです。

今回は、日本語教育能力検定試験の当日の行動と私の解き方についてです。
私は2020年の10月から3月まで養成講座を受講し、2021年の日本語教育能力検定試験に1回で合格しました。

マークシートのみ(試験Ⅲ記述ぬき)の自己採点は下記の通りです。
試験1 72点
試験2 33点
試験3 57点
計  163点

ぎりぎりの点数ですが、合格は合格です!笑

持ち物

【受験票に記載されているもの】
各自、確認して自己責任で忘れずに持っていきましょう!

【筆記用具】

えんぴつ(マークシート用):早くぬるために芯先がつぶれているものを5本くらい。小学生の時に使っていたものを発掘し、転がりにくいように六角柱の鉛筆を選びました。久しぶりに使って指が痛くなったので、試験勉強の時にも使って指慣らし?をしておくことをお勧めします。試験の指定はHBですが、私が使ってたの2Bでした!いま気づいた(笑)
シャーペン(記述用):これも指が痛くならないように、使い慣れているものを2本。鉛筆削り持っていかなかったので、鉛筆が全滅した場合、最悪マークシートもこれで乗り切る気持ちでいました。芯は前日までに補充しておきましょう。
消しゴム:使い慣れたもの2個。ちゃんと消えるやつ。

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【お昼ごはん&おやつ】
お昼ごはんは覚えていませんが、乗換駅のコンビニで買いました。疲れていると食欲が減る(というより顎を動かしたくない)タイプなので、さっと食べられるおにぎりかサンドイッチだと思います。
おやつは、カントリーマアム、ばかうけなどのファミリーパックを少しずつ数種類持っていきました。当日は脳を酷使しまくるので、休み時間につまめるものを…

【その他】

ひざかけ、と書いてあるサイト等を見かけますが、許可されているのかが謎です。私が試験をした会場では、上着を椅子の背もたれにかけるのはNGでした。膝にかけるのは良かったのかな?ひざかけを使っている人がいたような気もします。私は九州の会場で、寒くも暑くもなかったです。

テストの解き方

みなさんは、自分に合ったテストの解き方を考えたことありますか。マークシート式のテストは、効率よく解答用紙を塗りつぶすことが大切です。時短になる技がいろいろあるので、ぜひ調べてみて自分に合う技を身につけてくださいね。
ちなみには私は、マークシートの答えに少しだけ印をつけておいて、まとめて塗りつぶす方法を採用しています。長めの問題文を読んでいる間とか、少し考えたい時とかに塗りつぶしてます。昔、TOEICで全然ぬらずに50問くらい解いた後に、回答がずれているのに気付いたことがあります。その時の苦い経験から、10問程度を目安にぬりつぶすようになりました。

会場へ行くまで

家から会場までは片道2時間くらいでした。バスと新幹線と在来線を使いました。
新幹線に乗るまではYoutubeでだいこん先生の動画を聞いていました。新幹線に乗っている時間が1時間くらいあり、試験会場に着くまでにつかれたら困ると思って、リラックスしようと決めていました。そのため、まずはマンガを5~10分くらい読んで、好きな音楽を聞きながら目を閉じました。新幹線を降りてから、再びだいこん先生の動画を聞いていました。

乗り換え駅のコンビニで、朝ごはんと昼ごはんを買って、時間があったので、駅で朝ごはんを食べました。
試験Ⅰは9時50分~ですが、会場には9時20分頃に着いたと思います。トイレの場所を2か所くらい確認して、自分の席へ行きました。荷物を置いてからトイレを済ませて、自分が苦手なところの勉強を時間までしました。

試験Ⅰを解いて思ったこと

ちょうど朝、見ただいこん先生の動画で間違った問題がそのまま試験に出たので、一人でめっちゃテンションがあがりました(笑)確信をもって答えられたことが、他の問題を答える時に自信を与えてくれました。自信を持って解くことが大事!

お昼休憩の過ごし方

教室内にいると息がつまりそうだったので、中庭のベンチでごはんを食べました。twitterやLINEなどは心を乱されると思い、一切ケータイは見ずにボーと歩いている人を見てました。そのおかげでカップ式の自販機があることに気づき、食後は自販機で買ったコーヒーを飲みながら、時事系の内容を確認しました。
教室にいなければならない20分前をめどにトイレに行き、その後は聴解に向けて音声を聞いたりしました。聴解を私なりに効率的に解くコツをまとめていたので、直前にバッと目を通しました。

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試験Ⅱを解いて思ったこと

自分の受けている試験の音声に集中することが大切です。
私が受けた会場は、隣接している教室でも、上下階の教室でも試験が行われており、また換気のために窓が開いていました。その影響が、他のクラスの聴解の音声が時間差で聞こえてきました。
別会場で受けた知人の話によると、近くを新幹線?電車?が通っていたそうで、騒音の中で受験したと言っていました。
会場のコンディションは、私たち受験者には選ぶことができません。どのような状況でも心を乱されずに集中することができることが、カギになると思います。

試験Ⅲを解いて思ったこと

記述に関しては、質問に「正しく」「分かりやすく」答えることを心掛けて解きました。
昨年はコロナの影響もあり、オンライン授業やIoTが議題になると予想し、私は山をはっていました。「反転授業」も目を通していたので用語が分からず焦ることもなく、試験Ⅲが始まってすぐ、アイディアだしに5分、どんな方向性で書くか考えをまとめるに5分ほど使いました。
その後、記述で使える用語や言い回しはないかを探しながら、マークシート式の問題に取り組みました。一通り解き終わったら、だいたい試験の残り時間が50分くらいでした。最初の考えに矛盾はないか、質問に正確に全部こたえられているかを再度チェックした後に解答用紙に書きました。
解答用紙に書いたものを見直すと、問に対して答え切れていない部分を見つけましたが、すでにびっちりと書いた後。一部分を消して、文字数が収まるように、かつ矛盾が生じないように考え直すのは大変でした。
それでも、マークシート式の問題の見直しもできるくらい時間には余裕がありました。分からない問題は考えても分からない、と割り切っていたからだと思います(笑)

最後に

みなさんはどうして日本語教育能力検定試験を受験しますか。いろいろな理由があると思いますが、外国人に日本語を教えたいという気持ちがある人が多いのではないのでしょうか。
今は試験に合格することが目標で勉強しているかもしれませんが、それが後に実際に教える際にも役に立つので、ぜひぜひ最後まで勉強をがんばってくださいね。


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