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片桐門

熱海の小高い山の上に、MOA美術館がある。
そこに、片桐門という門がある。

この門は、馬上門として利用されていたところに意義深さがあると考えてみた。

通常利用していない現在の門。
ここを将来利用する者が現れた。
『そのお方は、白馬にまたがられた王であった。』と。

つまり、ここは、『ミクラタナの神門』。

『創造主「X」の門』と。

しかも、この雄大な門。熱海の横への拡がりのあるランドスケープに馴染んでいる。

私は心のなかで叫んでいた。
『嗚呼、この門が常に開け放たれ、梅園、水晶殿、メシヤ会館、お池、竹林、茶の庭と、瑞光漲る日の来たりて、日金山の十国峠、神山の意義の深く識れる日よ! 早く来よ!』と。

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