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台湾正規留学までの道のり🇹🇼

初めまして。
今回は初投稿なので…私が台湾に留学しようと思ったきっかけと、留学するまでの過程・道のりをお話していきたいと思います。台湾の大学に留学しようと思っている方はもちろん、他の国(アメリカ・カナダ・韓国など…)への留学を考えている方にも読んでいただけると嬉しいです。


📚何故中国語を学ぼうと思ったのか

私が中国語に興味を持つようになったきっかけは中国ドラマにハマったからです。
何のドラマを見たの?それはズバリ…三国志です!

2010年の作品、「三国志ThreeKingdoms」
高校1年生の時に、父が観ているのを横目でチラ見しているうちに、まんまとハマってしまいました。このドラマを観た方は共感していただけると思いますが、OP曲が特徴的ですよね笑
音楽もそうですが映像の雰囲気が私は好きで、2010年の作品なので今現在の中国ドラマの美しい!綺麗!というものはあまり無く、その映像技術も相まってか歴史の教科書をそのままドラマにした感じが良いんですよね〜!

それから俳優さんの話す中国語がとてもかっこよくて、「私もこんな風に中国語を話して、かっこいいって思われたい!」と、わりとゆるーい感じの理由で中国語に興味を持ちました。

中国ドラマ「三国志 ThreeKingdoms」

🇹🇼台湾の大学に正規留学しようと思ったわけ

ドラマきっかけで中国語に興味を持ったのですが、最初から台湾留学しよう!とは全く考えてなく、日本の大学の外国語学部に行こうかなと考えていました。それから、大学の交換留学で中華圏のどこかに行ければいいかな〜ぐらいで「留学」にはあまりこだわっていませんでした。

ですが…日本の大学に行くとなると、大学受験をしないと入学できませんよね。共通テストをどうしてもやりたくなかった私は、どうにかして受験勉強をしなくても大学に入学できる方法を探しはじめました。その時に、高校の校門前で台湾留学のチラシを受け取り、「これだ!!よし!台湾の大学に行こう!」と思いました。
何故かと言うと…台湾の正規留学はほとんどの大学では書類だけで入学できるのです。

よく周りの人に「どうやって台湾の大学に入れたの?テストとかどんな感じ?」と聞かれるのですが、台湾の大学に正規留学するには大学側から要求されている中国語検定(TOCFL)を満たしていれば高校の成績と卒業証明書だけで大体は受かります。(厳密に言うと、自伝や留学計画書、推薦書などが必要ですが大学によって要求される書類は変わります)
さらに台湾の大学費は日本の大学費に比べて安いのも特徴です。

その話を聞いた時、受験勉強をしなくてもいいし、留学という経験ができるのなら行くしかない!と思いすぐに両親に相談しました。

📝いつから中国語の勉強を始めたのか

中国語の授業を1番最初に受けたのは高校1年生のときです。私の通っていた高校では、選択科目に中国語があり、なんとなく受けていました。拼音と簡単な単語と文章だけ読んであとは自習というゆるい授業だったのでちゃんとした勉強っていう感じではなかった印象です。

台湾留学をするには中国語をある程度理解し話せるようにならないといけないので、高校2年生まで通っていた学習塾をやめて高校3年生から台湾留学専門の塾に通い始めました。本格的に中国語の勉強を始めたのは高校3年生の春からです。

🪑台湾留学専門塾に入塾 塾選び

私の個人的な考えではありますが、台湾留学するにあたって塾選びはかなり重要だと思います。何故かと言うと、塾によって勧めてくる大学が違うからです。進学率を重視している塾はどんなにレベルの低いマイナーな大学でもとりあえず願書を出して行かせようとしてきます。自分が希望とする大学がはっきりしていないと適当な大学を進められ申請してしまいます。

これがどのような状況に繋がってしまうのかと言うと、大学に入学後、自分のやりたいことや学習環境とのギャップに違和感を感じ、休学や退学をしてしまう可能性があります。実際に私が通っていた塾の先輩の3分の1ほどは、1年生〜2年生の間に休学または退学して日本に帰ってしまいました。

高い塾代を支払って台湾留学のために中国語を一生懸勉強しても、入学後に感じてしまう自分が本当にやりたかったことと、学習環境に対するギャップは、大学を辞めて日本に帰りたくなるぐらい精神が追い込まれてしまいます。(私も同じような状況で現在休学中ですが、この話はまた別の機会に)
全ての塾がそうという訳ではありませんが、同じ日本人留学生の話を聞く限りではこのような状況になってしまうのはよくある事だそうです。

対策としては、まず塾の体験授業を受けてみて先生や生徒とのやり取りなど、中国語を学ぶ環境を重視してみて下さい。中国語を学ぶ内容は教科書などの多少の違いはあるとは思いますが差程変わりません。
大事なのは学ぶ環境(ここで話している学習環境は先生と生徒の中国語でのやり取りがしっかり行われているか、受け身だけの授業になっていないか)と、先生が生徒の進路にちゃんと寄り添ってくれているかです。それから、料金や授業日などを家族に相談してください。
私が通っていた塾は、その年の生徒数は7人でかなり小規模でしたが進路相談を定期的にしてくれる塾でした。学校からの距離が近く通いやすかったため、入塾しました。
ただ、塾長の押し付けが凄かったというか…おすすめしてくる大学も偏りがありました。でもちゃんと申請手続きまで丁寧に対応してくれたので先生方には感謝しています!謝謝🙏老師!

必ずしも塾に入らないと行けないという訳ではありません。個人で申請するこもとできますが、海外留学ですから素人ではなかなか難しいところがあります。書類漏れなどしたら大変ですからね…。お金を払って塾やエージェントにお願いする方が安心で、スムーズに大学申請することができます。

大学見学に行った時 國立高雄大學

🈴大学申請から合格発表

塾に入り、中国語の勉強も順調に進んできたら、いよいよ台湾の大学に申請手続きをします。時期としては大学にもよりますが、早くても12月から次の年の4月ぐらいが平均的です。ちなみにご存知の方も多いと思いますが、台湾の大学は日本の大学とは違い、新学期は秋頃で9月に入学します。4月入学もできますがほとんどの学生は秋に入学します。

では、大学申請には何が必要か、上記でも少し触れましたが特別なテストなどはなく、『高校の成績・卒業証明書・自伝・留学計画書・推薦書・TOCFLやHSKなどの中国語検定』がほとんどの大学では要求されます。細かいもので言うと、財力証明書やパスポートのコピー、高校の先生からの推薦書などありますが、自分で用意するのは大体これかなと思います。試験が無いとは言いますが、準備する書類が多いため提出期限内に全て揃えないと申請できません。書類漏れが無いようにここは注意しましょう!

まず、『高校の成績・卒業証明書・推薦書』は各高校によって対応が変わると思いますが、必ず英文で作成してもらいましょう。

それから、大学に提出する書類で1番重要な『自伝・留学計画書』は、自分がどうして台湾に留学したいのか、どうしてこの大学に進学したいのか、その意志をはっきりと中国語で伝える必要があります。大学側は、この人がどのような経験をして将来どんな職業に就きたいのかを知りたいため、ここで曖昧な書き方をしてしまうと残念な結果に終わってしまいます。
おすすめの書き方としてはまず、自伝では高校生活で自分が1番頑張ってきたこと(部活動や課外活動など)をメインに、長所を述べ、それらを大学の学部や特色に関連付ける、そして留学計画書では大学1年生から4年生までどのような事を学びたいか(必修科目や選択科目を参考にする)、台湾での生活(アルバイト、国際イベントに参加するなど)を頭の中でシュミレーションしてみると書きやすいです。日本語で約1500文字、中国語で1000文字ぐらい書いていればいいかなと思います。

『TOCFLやHSKなどの中国語検定』は、大学に行くための必須書類であり、合格するための判断基準となってきます。大学側は、この人がどのぐらいの中国語レベルなのかを知り、入学させるかどうかを決めます。
今はTOCFL A2以上を持っていないと申請できないらしいですね…。ちなみに私はB1で提出しました。私はHSKを受けたことがないので持っていませんが、書類は多く出した方が合格しやすいと思うので1度受けてみるのもいいかもしれません。

全ての書類を提出して、大学に申請することができれば、あとは合格発表を待つだけです!
大体1ヶ月後に結果がわかります。大学のホームページで発表されることがほとんどです。
その後、入学許可証が自宅に届き、入学申請をします。複数の大学に申請した場合は、どの大学に行くかを先生や家族と相談しながら1校に絞りましょう。

✍🏻合格発表後にやる事

大学合格発表後、まず最初にすることは入学申請です。塾の先生に手伝ってもらいながら手続きをしましょう。手続きが完了したら次は学生ビザの発行です。『台北駐日経済文化代表処』という場所で必要書類を持っていき発行してもらいます。

必要書類については「台湾 学生ビザ」と検索すると出てくるとので、わからないことがあれば塾の先生や、台北駐日経済文化代表処に問い合わせすると対応してもらえます。
書類の中でも健康診断などの料金が発生するものもあるのでお金の準備もしておきましょう。

合格発表後の準備はめんどくさい事が多く、手続きに慣れていないため、私は何度も台北駐日経済文化代表処に、顔を覚えられているぐらい行きました…笑

無事、ビザを取得できたらあとは渡航のための準備をしていきます。台湾の大学とのやり取りはほとんどLINEで行います。(メールでLINE IDやQRコードが送られてくる)
大学の先生が必要事項をLINEで送ってくれるので、その指示に従って寮や渡航する日などを決めてください。大学によって異なりますが、台湾の空港に着いたら迎えに来てくれる大学もあるのでそこまで心配しなくても大丈夫です。

🏫実際に台湾入国

私が台湾に入国したのは9月の初め頃です。初めて1人で飛行機に乗り、税関も無事クリアして、わくわくした気持ちと不安の中、大学の学生と合流してそのまま大学の寮にタクシーで向かいました。

初日は本当に頭が真っ白で、中国語もうまく聞き取れずに心が折れそうでした…泣
学校が始まるまで2週間ほど日が空いていたので、大学の周辺を散策したり、日本人学生と友達になったり、仲良くなったマーレーシア人の子たちと遊びに行ったりして、とても楽しく過ごしました。

台湾の大学は入学式というのはなく、すぐにクラスメイトとの交流があったので、大学生になった実感があんまり湧かなかったです。
台湾は親日ということもあり、日本人はとにかく話しかけられます。InstagramやLINEを何人と交換したか覚えてないぐらいに声をかけられ、常にインスタのQRコードをスマホの画面に出していました笑 日本人は本当にモテます!

大学の寮からの景色

🐈‍⬛最後に

ここまで読んでくださった方へ
初めての投稿でわかりにくいにところもあったかもしれないですが、最後まで読んでくださりありがとうございます。( .ˬ.)"
何故私が台湾留学について語ろうかと思ったのかと言うと、現に私が台湾留学で苦しい思いをしていたからです。塾やエージェントが学生募集のために謳っている広告は、全てがメリットに感じるようなことしか書いていません。事実であることもありますが、台湾留学の現実を知るためには、経験者からの話が1番わかりやすいと思います。
中国語に興味を持って台湾留学に行こうとしている学生に向けて少しでも参考になればいいなと思いこのnoteを作成しました。 
また別の台湾留学体験談も今後書いていきたいなと思っております🇹🇼
ぜひ私のnoteを覗きに来てください!🐈‍⬛




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