劇団言魂

2014年、北九州にて結成。テンポの良い会話と少し不思議な世界観の中で、日常に潜む愛を…

劇団言魂

2014年、北九州にて結成。テンポの良い会話と少し不思議な世界観の中で、日常に潜む愛を描き出す。 【次回公演】劇団言魂 演劇公演「Plant」 4月12日〜14日 @枝光アイアンシアター

最近の記事

キャストインタビュー➄森唯美

今回の公演に向けて実は劇団言魂、結成10周年なんですよね。しかも久しぶりの本公演。 めちゃくちゃ緊張してます。かなり。めちゃくちゃ。ドキドキ。 緊張というか、不安というか。約90分間もの舞台にフルで出演するというのは約2年振りなんです。 とても嬉しいし、頑張りたいという気持ちと、私に出来るんだろうかとドキドキしています。 一時期、私はセリフを言うことが怖くなったことあるんです。 何が正解なのかどう言えばいいのかどうすれば表現できるのか、分からなくて怖くなって、セリフを言おうと

    • キャストインタビュー④ 山口大器

      今回の公演に向けて 山口大器です。今回は作・演出と俳優を務めます。  最近はどうしても、演劇に対してネガティブなことばかり考えてしまうのです。お金のこと、心と体のこと、未来のこと、そもそも演劇は必要とされているのか?みたいなこと。稽古はこんなにも楽しくて、私の人生の救いになってくれているのに。  今回の公演はそのネガティブな気持ちを、「創作したい」が上回ったために始まりました。まあ毎回そうではあるんですが、今回は特に。  人と分かりあうとか、全然無理じゃんと諦めたくなるんで

      • キャストインタビュー③ 横佐古力彰

        今回の公演に向けて個人的には入団二度目の本公演、そして一年以上ぶりの劇団公演への参加です。 「劇団言魂所属の〜」と他の現場では名乗りつつも、ここ最近はほとんど参加出来ていなかったので、名乗ってていいものかちょっと悩んでました。でも久々にちゃんと「言魂の横佐古」でいられる今回の公演が、稽古が、すごく楽しめている自分に安心しています。 さて、今回は、 人のわからなさ、わかりあえなさ、自分の中の根深さがテーマになった作品です。 淡々としているようで、根深く、渦巻くものが含まれます

        • キャストインタビュー② 片山桃子

          今回の公演に向けて私は、演劇は、自分が“人間らしく“なるために続けていようと思っていたところがあります。 大学に入った私は、よく“ロボット“または“AI“みたいだと言われていました。 物欲、食欲は、必要最低限。 感情は、“悔しい“以外は、分類分けできない状態でした。 こんな私が、演劇するなんてと思われるかもしれません。そうですね…笑 困ることもたくさんありました。その度に、根気強く私の演技に向き合ってくれたやまひろさんや、一緒に演劇で関わる方にも支えて頂いて、今の役者の

        キャストインタビュー➄森唯美

          キャストインタビュー➀ 池高瑞穂

          今回の公演に向けて 久しぶりの本公演、そして久しぶりの役者としての参加ということで、楽しみな反面、緊張もすごいです。緊張して良いことないんですけど。  就職してからの4年間は、なかなか稽古への参加もできない中で、なんで劇団言魂に居続けているんだろうと何度も考えました。言魂の作品は大好きなんですが、じゃあファンとして観劇すれば良いじゃんって。  でも、言魂の作品は布教したいって思ったんですよね。私は布教欲がほぼなくて、そもそも自分の好きなものを言うのも怖かったりするくらいなんで

          キャストインタビュー➀ 池高瑞穂

          戯曲レビュー⑤(松井周さま)

          上演に先立ちまして、上演予定の台本を5名の方に読んでいただき、レビューをいただきました! これまで、劇団言魂や作・演出である山口と関わりのあった方からのレビューをいただくことで、劇団言魂のこれまでの数直線上に今回の「Plant」が浮かび上がるかもしれません。 また、初めて劇団言魂の作品に触れる方や、観劇を迷われている方にも、参考となれば幸いです。 戯曲公開についてはこちら レビュー⑤は、2023年北九州芸術劇場クリエイション・シリーズ「イエ系」の作・演出、サンプルの松井周さ

          戯曲レビュー⑤(松井周さま)

          戯曲レビュー④(本坊由華子さま)

          上演に先立ちまして、上演予定の台本を5名の方に読んでいただき、レビューをいただきました! これまで、劇団言魂や作・演出である山口と関わりのあった方からのレビューをいただくことで、劇団言魂のこれまでの数直線上に今回の「Plant」が浮かび上がるかもしれません。 また、初めて劇団言魂の作品に触れる方や、観劇を迷われている方にも、参考となれば幸いです。 戯曲公開についてはこちら レビュー④は、世界劇団の本坊由華子さまです!オンライン対談などをさせていただいたり、作品を見させて

          戯曲レビュー④(本坊由華子さま)

          戯曲レビュー③(泊篤志さま)

          上演に先立ちまして、上演予定の台本を5名の方に読んでいただき、レビューをいただきました! これまで、劇団言魂や作・演出である山口と関わりのあった方からのレビューをいただくことで、劇団言魂のこれまでの数直線上に今回の「Plant」が浮かび上がるかもしれません。 また、初めて劇団言魂の作品に触れる方や、観劇を迷われている方にも、参考となれば幸いです。 戯曲公開についてはこちら レビュー③は、山口が2018年に北九州芸術劇場のシアラボで戯曲講座を受けて以来、様々な劇団言魂の作

          戯曲レビュー③(泊篤志さま)

          戯曲レビュー② (加茂慶太郎さま)

          上演に先立ちまして、上演予定の台本を5名の方に読んでいただき、レビューをいただきました! これまで、劇団言魂や作・演出である山口と関わりのあった方からのレビューをいただくことで、劇団言魂のこれまでの数直線上に今回の「Plant」が浮かび上がるかもしれません。 また、初めて劇団言魂の作品に触れる方や、観劇を迷われている方にも、参考となれば幸いです。 戯曲公開についてはこちら レビュー②は、これまでマルレーベル「ニューイヤー演劇」や「福岡若手演劇フェス(その他)ロクコレ」で

          戯曲レビュー② (加茂慶太郎さま)

          戯曲レビュー①(瀬川 聖さま)

          上演に先立ちまして、上演予定の台本を5名の方に読んでいただき、レビューをいただきました! これまで、劇団言魂や作・演出である山口と関わりのあった方からのレビューをいただくことで、劇団言魂のこれまでの数直線上に今回の「Plant」が浮かび上がるかもしれません。 また、初めて劇団言魂の作品に触れる方や、観劇を迷われている方にも、参考となれば幸いです。 レビュー①は、山口が学生時代に出演した「一寸先はパルプンテ」で出会った瀬川聖さんです。その後東京で戦う彼とは、ことあるごとに相

          戯曲レビュー①(瀬川 聖さま)

          「Plant」上演予定の戯曲とトリガーアラートを公開します。

          劇団言魂の山口です。劇団の代表であり、今度の公演「Plant」の作・演出を担当しています。 演劇公演はその性格上、多くの映画のように十分な予告や口コミもなく、そして小説や動画配信のように自由に再生を停止したり別の作業をすることが難しいです。 そうなると劇場にやってきて90分とか120分とか、スマートフォンを見ることもおしゃべりすることもできずに座席に座って演劇作品を見なければなりません。 上演が面白ければ(自分と合ったものであれば)良い体験として楽しめますが、そうでなかった

          「Plant」上演予定の戯曲とトリガーアラートを公開します。