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キャストインタビュー➀ 池高瑞穂

今回の公演に向けて

 久しぶりの本公演、そして久しぶりの役者としての参加ということで、楽しみな反面、緊張もすごいです。緊張して良いことないんですけど。
 就職してからの4年間は、なかなか稽古への参加もできない中で、なんで劇団言魂に居続けているんだろうと何度も考えました。言魂の作品は大好きなんですが、じゃあファンとして観劇すれば良いじゃんって。
 でも、言魂の作品は布教したいって思ったんですよね。私は布教欲がほぼなくて、そもそも自分の好きなものを言うのも怖かったりするくらいなんですけど、もっといろんな人に観てもらいたい作品だと思うんです。
 それで、普段演劇を観てない人にも観て欲しいと思ったときに、1番誘いやすいのが「役者として出るから観にきて!」なんですよね笑
それがあるから、まだ劇団言魂に所属しているのかなって。(もちろんそれだけではないんですけど!)なので、また役者として参加できて嬉しいです。

 脚本に凄く信頼があるので、それを作品に昇華させるために、演劇も仕事も全力で取り組みたいと思っています。

自分の役について

 今回演じるキャラクターがどんな人なんだろうと、考えれば考えるほど、自分と遠い存在だなあと思いました。共通点は長女なところですかね。でも頼る人がいない(もしかしたらいるかもしれませんが、まあ、近くにはいない)状態で妹のために私が頑張らなきゃ!って思っちゃう気持ちはなんとなくわかる気がします。
 私は、他人を変える力は持ってないし、変えようとすることも良くないと思ってしまうので、身内や他人を変えようとしている桜のことはあまり好きではありません。でもまあ、桜は桜で自分の信念に基づいて行動していて、生きにくい世の中で頑張って生きてる人なんだろうなあとは思います。あと、行動力もすごいです。
 そんな桜に歩み寄りながら作品を作っていきたいです。

きになる植物は?

 最近訳あって、葉脈がはっきりした硬めの葉っぱを探しています。あとヒイラギ。
 福岡市に住んでると意外とそういう葉っぱって少ないなあと気づきました。街路樹とか、通勤している会社とか、いっぱい緑があると思っていたんですが、意外と私が求めている、絵に描くような葉っぱって少ないんですね。葉っぱが小さかったり、柔らかかったり、大きすぎたり、虫が食ってたり。
 実家が山奥で緑が身近すぎて、植物一つ一つをよく見たことってあんまりなかったなあと気付かされました。普段何気に見ている草も個性があって、よく見てみると面白いなあと思います。

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劇団言魂演劇公演
「Plant」
作・演出:山口大器

⚫出演⚫
池高瑞穂、片山桃子、森唯美、横佐古力彰、山口大器

⚫日時⚫
2024年4月
12日(金) 19時〜
13日(土) 14時〜/18時〜
14日(日) 14時〜
※開場は開演時間の30分前
※上演時間未定(決まり次第劇団HP・SNSで公開いたします。)

⚫会場⚫
枝光本町商店街アイアンシアター
(〒805-0008 福岡県北九州市八幡東区枝光本町8-26)

⚫料金⚫
一般:2500円、22歳以下:2000円
(当日券同料金)

⚫チケットご予約⚫
ご予約フォーム(当日清算):https://forms.gle/inAZ4LJmFmhkcxsq6
パスマーケット(事前清算):https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02a253qysdj31.html

⚫スタッフ⚫
照明:菅本千尋(演劇空間ロッカクナット)、音響:吉田めぐみ、演出助手:瓦田樹雪、稽古補佐:木下海聖)有門正太郎プレゼンツ)、田中凜(ブルーエゴナク/産業医科大学演劇部)、飯田朱理(産業医科大学演劇部)

⚫クレジット⚫
主催・企画・製作:劇団言魂
協力:演劇空間ロッカクナット、有門正太郎プレゼンツ、ブルーエゴナク、産業医科大学演劇部


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