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世界情勢、歴史、政治、経済、金融

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ときどきの世界の、政治、経済、金融などの情勢についての良し無しごとを語らせていただければと思います。日本の国益を主軸に置いたエッセイになればと思っています。
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2023年8月の記事一覧

「今年の夏は数十年ぶりの暑さ、、、が地球温暖化と結び付けてはいけない、ESG、SDGsも米国では投資基準から大幅後退している、、、脱炭素なども合理的根拠はありません」

今年の夏は暑い!! 今年の夏はとにかく暑い!、数十年ぶりあるいは五十年ぶりとも言われています。 私の記憶でも、これほどの暑さは記憶がありません。 これに近いのが2000年頃あった暑い夏、50年前私が小学校六年生の時の夏くらいが記憶に有ります。 この暑さと地球温暖化を結び付けてはいけない この数十年ぶりの暑さと地球温暖化を結び付けてはいけません。メスメディアなどは、さるスジから入れ込まれているせいか、すぐに地球温暖化に結び付け、SDGs、ESG、脱炭素、電気自動車などなど

「China経済の衰退急、ウ露戦争なかったらChinaは今頃どうなっていたか、それでも尖閣台湾危機は迫っている、日本の正念場です」

China不動産の崩れ表面化 恒大集団に続き、碧桂園とChina不動産業界の崩れが表面化してきました。 恒大は既に8/17、どういうわけか米国に破産申請。さる識者によると中国ではまともな破産申請すらできず米国でせざるを得ない、ということらしい。 そして碧桂園は、下記ロイター伝にあるようにかなりきな臭い。 いよいよ危ないChina もともと、Chinaの経済は大きな不動産投資が立ちいかなくなり斜陽の道を滑り落ちるだろうと10年以上前から言われていましたが、独裁専制体制は

「『経済財政白書』、日本はデフレ脱却の『チャンス』に、物価・賃金上昇で」

Bloombergの記事に、 経済財政白書を引用して、日本がデフレ脱却のチャンスだとのモノがあしました。 内容は、既に進んでいる情勢を追認して、物価と賃金が良い形で上昇してきている現状を挙げ、これが継続していく情勢の中で昨年より、今年、さらに来年物価と賃金の相乗作用が日本社会に定着していくことの期待を金融財政政策の行方と共に記しています。 これを支えるものがこれまで本コラムで述べてきた以下の二つのマクロトレンドです。 世界的インフレ、特に雇用環境の逼迫が情勢を作ってい

「経団連会長・住友化学会長”十倉雅和”の国賊発言続く」/噴飯ものの”十倉”は即刻退場しなさい!!

十倉は許せない たびたび、本コラムでも経団連”十倉雅和”(あえて呼び捨てにさせてもらう)のことは、取り上げてきたが、またしても国賊発言をしたので、人間として日本人として許せず、再度取り上げます。 そもそも日本経済が30年の沈潜をしてきたのは増税に有り、特に消費増税にあった そもそもですが、この消費増税問題を抜きに、日本経済の失われた30年はないのです。 それもいけしゃあしゃあと、発言を繰り返しています。しかも立場が経団連会長という公的立場に人間です。 これについては、以

「ジャクソンホール会議パウエル議長講演予測の範囲」/円安定着は動かず、日銀金融政策継続しつつ正常化へシナリオ通り、米景気強く日本の金融経済中期的ポジティブ

ジャクソンホール会議パウエル議長講演は予測の範囲内 今朝8/26のニュースに、FRPパウエル議長のジャクソン本ホール会議の講演の内容が記事になっていました。 ある意味予測通りの、少しタカ派よりの内容で国際金融スジを揺るがすような驚きはなかったようです。 このため、相場は堅調な様子でニューヨークはダウもナスダックも上げて週末の取引を終えました。 このことも、パウエル議長の講演内容が予測の範囲内であることを示しています。 パウエル議長の講演内容要旨は少しタカ派、インフレは

「為替に対するまともな議論 またも、みずほの唐鎌氏」/円安は中長期的に継続する

本日8/18のロイター伝のコラムに、再々に渡って為替に関する良い記事を掲載する、みずほの唐鎌大輔氏の記事が有ったので紹介しておきます。 記事を読んでいただくのが、一番だと思いますが、それでは不親切ですので要旨だけ以下記しておきます。 日本円の需要構造がかつてと変わってきている、貿易収支しかり、特にサービス収支はインバウンドが再開されても基本大きく赤字構造で、この基本構造がかわりそうにない。 昨年の円安時から、この一年の円安は、ドル高ではなく、各国通貨に対する円独歩安に近

「麻生自民党副総裁の台北での演説は、歴史的だ」

台湾の蔡英文総統を訪れている、麻生自民党副総裁の演説は、歴史的な演説です。 台湾海峡の安定、台湾の安定を守るために、抑止力を働かせる、 1)抑止する軍事力を持つ(これは日米台で持っている) 2)戦う覚悟を持つこと、国民的合意を持つこと 3)1)、2)の明確な意思を、侵攻を企画するChinaに知らしめる これらが必要で、これらをここに示す、と言っています。 そして、これらの意志を、現在の岸田政権さらには今後の日本の政権は望夫続ける、と言っています。 台北で蔡英文総統と直接

「このところの市場の流れは、予測の線で推移しています、今後も短期的にはこの線で行く蓋然性有り。ただ米欧の商用不動産問題には注意」

本コラムでの近々の分析予測記事 本日8/1までの数日の日本市場の情勢は、これまで本コラムで記してきたスジの線で、順調すぎるほど推移してきているように思います。 少し振り返って以下に、記事を引用します。 為替、株の推移 為替については、本日8/1夜の時点で、 1ドル143円ちょうど付近と、一時135円を伺う勢いがやはりテクニカル要因によったものであることを伺わせます。 予測通りかなりのところまで円安の水準に戻りました。 株については、 日経平均で、 昨年末年始の2600