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人文、歴史系

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人文系の記事を収録します。政治、金融、経済関係以外の文学、歴史、人間に関する記事と思ってください。政治、金融、国際政治及びそれに関わる社会事象は「世界情勢、歴史、政治、経済、金融… もっと読む
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#昭和天皇

「日露戦争旅順攻防戦及び奉天会戦について」/俯瞰及び目次

「日露戦争旅順攻防戦/司馬遼太郎史観に騙されないで」及び「日露戦争奉天会戦/司馬遼太郎史観に騙されないで その1から5」に関する、俯瞰及び目次を、読者の皆さんの便宜のためここに作成します。 1.日露戦争旅順攻防戦/司馬遼太郎史観に騙されないで 2.日露戦争奉天会戦/司馬遼太郎史観に騙されないで 1)その1 2)その2 3)その3 4)その4 5)その5 今後ともご愛読賜りますようお願い申し上げます。 2.その他

「昭和天皇の御誕生日4月29日を前に、本日4/28主権回復記念日に、旧宮家男子の皇籍復帰こそ実現する必要があります」

現在、秋篠宮皇嗣殿下、悠仁親王殿下と、皇室をお継ぎなられる方々がいらっしゃいます。 まずもってこの方々にいつまでもお元気で健やかにお過ごしいただかなくてはなりません。 しかしながら、皇室の藩屏というものがこれほどまでに細っている現状は国民としてなんとしても良い方向になっていってほしいと願わずにいられません。 そもそも、このように皇族の方々が少なくなったのは、先の大戦後連合軍占領時代に皇室の藩屏である旧宮家の方々が、強制的に皇籍離脱させられたことに依ります。 日本に主権の

「日本民族の叙事詩 祖国を形づくるもの」西村眞悟著(展転社)/日本人は大東亜戦争の意味を再認識しなければならない。”昭和天皇と明治天皇そして乃木希典大将”

西村眞悟さん 平成九(1997)年に衆議院議員として、はじめて国会で拉致問題を取り上げ、同年腰の抜け続けていた政府をよそに尖閣列島魚釣島に国会議員として初上陸・視察を行ったのが、西村眞悟さんです。 その功績は、日本の歴史に応え得るものと私は思っています。 西村さんは、六期務めた衆議院議員時代から、数年ごとに日本の国家としての存在意義を問う著作を出版されてきました。国会議員としての実践と国家としての思想とも言える著述をともに行ってきたことに敬意を評さざるを得ないものがありま

「先の大戦終戦時の厳しい情勢、本土焦土化松代遷都親ソ派工作と保守派の行動」/『大東亜戦争と本土決戦の真実』(並木書房 家村和幸著)

今年も慰霊の夏がやってきます。 西村真悟さんに勧められ、家村和幸さんの『大東亜戦争と本土決戦の真実』を読みました。 大東亜戦を終戦にこじつけたことが実に困難なことであったか、これはさまざまな歴史家の研究の成果があることであり、将来に亘って日本人が拳拳服膺しつづけるべき文字通りの国史であろうと思います。 この『大東亜戦争と本土決戦の真実』もその中の重要な一つの著作だと思います。 ただ内容については、私などの理解や文章力より、西村真悟さんのFacebookを読んでいただいた方

「昭和の日に、靖国神社と乃木神社参拝しました」/昭和天皇と乃木大将の深い関りについて改めて思いをいたしました。

昭和天皇と乃木大将 昭和天皇と乃木大将の因縁についてはどこかで書いたつもりですが、思い出せず改めて記させていただきます。 文字通り乃木大将と明治天皇ついては深い因縁で結ばれていますが、明治天皇の御大葬のときに乃木大将が御夫妻で殉死されたということをここでは述べるにとどめておきます。 乃木大将を深く信頼された明治天皇は皇孫である後の昭和天皇の教育を託されました。そして昭和天皇小学校入学時に学習院院長に命じられたのが乃木大将であったわけです。 乃木学習院院長 乃木さんは残さ

「今村大将と昭和天皇」/西郷さんから乃木さん、乃木さんから昭和天皇そして今村さん

これまで、西郷さんと乃木さん、さらに今村さんを結ぶ今村さんの岳父千田登文翁、そして乃木さんと昭和天皇という人間の絆のようなものについて記事にしてきました。 それぞれ以下になっています。 明治天皇ー西郷隆盛ー乃木希典ー千田登文ー今村均そして昭和天皇 この西郷隆盛、乃木希典、千田登文、今村均そして昭和天皇という5人の人物については、西郷さん、乃木さんが明治天皇とのつながりを含め日本の近代史の中で結ばれる線というものは、私にとって非常に興味深いものがあります。 そこで、これま

「令和五年元旦産経新聞正論 『日本の覚醒と令和の栄光の実現』新保祐司氏」 高い精神性こそ日本の本質であり、そして活力に満ちた日本を!

令和五年元旦産経新聞正論 『日本の覚醒と令和の栄光の実現』新保祐司氏」について、ご一読をお願いしたいと思い、ここに記します。 少し抽象的ですが、合わせて私見を記しておきます。 「日本の覚醒と令和の栄光の実現」 1)戦後なるものの終焉 2)記憶される思想家橋川文三 3)「精神の義」から生まれる詩 以上の三節からなる「正論」なのですが、1)は、もちろん占領米軍により作られ、敗戦利得日本人により強化された戦後の戦前全否定自虐史観に染まった戦後なるもののがようやく終わろうとしてい

「慰霊の夏/西村真悟さんの著述をご一読ください」戦後史観の超越を期して

日本には日本の歴史があります。それは日本人による日本人のための歴史でなければなりません。 私がこう言うのは、いまだにいわゆる戦後史観に日本人が気付かずに染まってしまっているからです。 そのために、このブログでも、これまで以下のような日露戦争に関する記事を記載させていただきました。 司馬遼太郎は戦後史観を打ち破る日露戦争物語「坂の上の雲」(昭和43年~47年)を書きました。それは戦後二十年を過ぎた時点での思潮、即ち戦前の日本は暗黒であった、との蒙昧を打ち破る貴重な金字塔だ