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台湾みやげ 01

どこへ行ってもスーパーや雑貨屋でおみやげをさがします。おみやげ屋さんに行かないかと言うと、そんなこともありません。ベタな、いわゆる「みやげもの」を探すこともあります。ですが、たいていスーパー、雑貨屋、文房具屋さんを覗くと「これだ」ってものがみつかります。

少なくとも年に一度は台湾に行きます。そんな台湾仲間のオンダさんとは、時間とお財布が赦すなら、年に二回は行きたいよね。ってよく話しているのが台湾です。それも、台湾南部の古都・台南がお気に入りの街です。台南はしばしば京都に喩えられますが、わたしは奈良みたいな街って紹介します。

台湾に行くと食器や文具、本なんかを買ってきますが、今回は台湾の調味料のおはなし。台湾行くなら、これ買ってきたらどうです?なんなら買ってきてくださいっていうものをご紹介します。

見馴れたパッケージのその調味料というのがこれ、ほんだし。ぱちもん、ばったもんじゃありません。味の素のほんだしです。あまり顆粒ダシを使う生活をしていないので、比較する写真がありませんでしたが、どこがちがうかすぐにおわかりですよね。

ホタテ貝と貝柱のイラストに「厳選干貝」そのうえ「甘甜幸福味」うんうん甘いって幸福味だよね、台湾語よくわかんないけど、そんな意味だよね。そして「干貝風味」の文字。

そうなんです。干貝風味のほんだしなんです。もちろんおみやげにおススメするぐらいですから、日本での販売はありません。台湾味の素でつくられているほんだし。

スープはもちろん炒飯、炒めものによく合い、やさしい貝ダシの旨味が広がります。なんたって「幸福味」ですから。

40gが3袋で100元ちょっとだから約400円。40gのもあったはずです。

おススメのレシピ

基本は500ccに5gです。

・えのきのスープ
えのきのじくの部分は貝柱に見立てて。
あとはえのきを二等分から三等分に切って、最後に溶き卵、青葱。ダシが効いてるので豆腐だけでもおいしいのですが、やさしい味に卵もよく合います。

・シーフード風カレー
具材はなんでもいいのですが、隠し味に基本料より少し多めにほんだしを入れると、風味豊かなシーフード「風」のカレーに。エビやイカと合わせると、さらに華やかなカレー仕上がります。クリーム系にも。

・しいたけと野菜のうま煮
しいたけを干し椎茸(冬子)にするとなおよし。筍や冬瓜、繊細な味の季節の野菜と合わせて塩で味を整えてとろみをつけると、自分の腕がいくらか上がったように錯覚します。錯覚です、ほんだしのおかげです。

台湾のスーパー

そんな調味料などを買うスーパーですが、わたしはたいてい青い看板に紅いラインの全聯福利中心に立ち寄ります、雑貨屋なら小北百貨でしょうか。缶詰、菓子、酒、調味料、食器、食材なんかを見ていると、台湾という国は本当に暮らしてみたくなる国であり街です。

そんなはなしをしているそばから、スーパーへ行って、夜市へくり出して…なんて、ああ、台湾行きたい。行きたい。行けない。今夜もまた、グーグルアースの街歩きになりそうです。

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