étrangerの欠片たち

YouTubeや各種音楽ダウンロード、サブスクリプションサービスにて5月31日に配信された私(作詞、歌唱、MV制作)とサウンドクリエーター10key氏(作編曲)による新曲étranger

に寄せて取り留めのない散文を書いていこうと思う。
私には時系列に従って纏まった文章をかく力はないので時間のある時に流し読みして頂ければ幸いである。


【そもそもétrangerとは?】

「エトランゼ、エトランジェ(仏:étranger)は、フランス語で外国人、または見知らぬ人の意。」
人との関わりで生じる葛藤や孤独感は自分がまるで異邦人のように感じることから私がタイトルを付けさせて頂いた。
候補には英語で同じ意味のforeignerなどもあったがたまたま読んでいた山内マリコ氏の小説「パリ行ったことないの」の中の「わたしはエトランゼ」という章のタイトルを見て「これだ!」とピンときて多分今回のタイトルはこれに決まるな!と確信した。



まず最初に10key氏に頂いたラフ音源を聴いた時に曲から感じたのは「違和感」だった。
(確認するとなんと去年の2月10日のことでありました…10keyさん、本当に長い間制作にお付き合い頂き感謝感謝です)
印象的なギターの音と環境音をサンプリングした音で作られたパーカッション、切ないメロディラインそれを聴いた時にこれは凄いものになるぞと思い一度再生してなんだか居てもたってもいられず耳にイヤホンを差し込み外へと繰り出した。
なんだかソワソワして体を動かさずには居られなかったのだ。
一人で歩く夕焼けにマッチしたその切ない音色にひたすら耳を傾けると、脳裏にひとつの映像が浮かんだ。
まず画面の中心に妖しげな女。
そしてその女はムシャムシャと狂ったように薔薇を食べ始める。
そして場面は切り替わり都会の雑踏を映し出す。

10key氏とイメージを共有するたびお互いのイメージが驚くほど重なったことに驚きながら制作は進んで行った。

(続くけど内容は別に続かないかも描きたいこと書くよ散文だもの)

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