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”The Alchemist”と洋書多読の始め方

日本語だとすごく早く読めることこら、分量も少ないし、ストーリーもシンプルだし!と思って3冊目の洋書に選んだのがアルケミストでした。

しかし、これは私にとっては大きな誤算でした…。
星の王子さまなどにも言えることかもしれませんが、スピリチュアルな要素が多いストーリーは抽象的な表現が多く、初期に読んだ他の小説と比べて推測して読むというのがうまくできませんでした。

同じく"The Four Agreements"も、スピリチュアル要素が強く、ページ数が少ない割に読み切るのに時間がかかりました。



読み終えた後も分かったようなわからないような…とモヤモヤが拭えず、手応えのない感じ。


今となって思えば、この手のジャンルは読者の解釈に委ねるようなエンディングであったり、わざと行間を読ませるような書きぶりも多く、おそらく日本語で読んでも読み手によって正解が一つに定まらないような曖昧さの残る読了感のものが多いように思います。

しかし、洋書の多読序盤にこういった本を手に取ると、なんだか読破したという達成感が得られにくいように思いました。


洋書の多読を始めたばかりの方には、(もちろん興味が湧くテーマであることが何よりも大事ではありますが、)起承転結がわかりやすいストーリーのものの方が英語を理解した!1冊読み切った!という達成感が得やすく、おすすめです。

最後に、これまで実際に読んだ中から、初めて洋書を読む方におすすめの3冊をご紹介して終わりとします。

・”Holes”

・”Wonder”

・"THEODORE BOONE KID LAWYER"


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