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洋書“Swallows and Amazons”

2024年2冊目の洋書。
2022年から月に1冊洋書を読むことを自分の中で目標にしているが、ここ最近はつまみ読みばかりでなかなか最後まで読み終える本がなかった。
世の中には面白そうな本が多すぎる…。

そんな中、ちょうど1ヶ月で読み終えたSwallows and Amazons。

もともと、河村早規さんのyoutubeでちらっと紹介されているのを見てから気になっていた本書。
子供向けなので読みやすいかと思いきや、ヨットの操縦方法等馴染みの薄い単語が並ぶ場面もあり、やや苦戦した。一夏の子供達の冒険を描いており、ラストは儚い印象の終わり方。初夏に読むにはちょうどよい一冊。

やれPiratesだ、Explorerだと言っている子供たちが、次の瞬間にはteaの時間だと野外でお茶を飲んでいるあたり、イギリスらしさ全開でつい頬が緩む。

1930年に書かれたこともあり、colonialismを連想させるポリコレ的に大丈夫なのだろうか?という表現も多々登場する。過去の価値観であると信じたいが、現在も変わらずベストセラーの児童小説のようで、考えさせられる面もあった。




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