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夜半の蝉はどこへ

毎日暑いですね。すっかり蝉が鳴く季節になりました。

この間、蝉が夜半の23時過ぎにじいじいとベランダで鳴いていてマジびびりをしました。
同居している祖母は「アブラゼミよ」、と言ってすぐ眠ってしまいました。強い。

朝起きるともうベランダのどこにも蝉のいた形跡はなく、おびえる私をよそにおばあちゃんが洗濯物を干しまくっておりました。

私は虫がめちゃめちゃ苦手なんですが、割と最近は少しずつ歩み寄れるようになりました。襲ってこない虫とは和平を結べそうです。あくまでこちらが観察者でいられるポジションの間は、ですが。

中でも最近、蜘蛛は平気になってきました。
たくさんある足を使って縦横無尽に移動しては、糸を使って自分の縄張りを作っている蜘蛛に興味がわいている昨今です。ある程度の大きさまでの蜘蛛は、なんだかかわいい気がしています。

虫が好きな理由といえば、「かっこいいから」と答えていた小学校の同級生が印象に残っているんですが、虫を表す漢字も結構かっこよくて好きです。
蜘蛛、蜂、蟻、蜻蛉、蟋蟀、飛蝗。強そう。コオロギって蟋蟀って書くんですね。

ところで、バッタってどうして飛蝗って書くんでしょうか。
虫に皇なんて、百獣の王ライオンみたいじゃないですか?かっこいい。

そう思って語源をググってみると、説が二つほどありました。

まず、蝗はもともとイナゴを表す漢字で、それがバッタにも使われているようです。飛ぶ蝗っていうことのようですね。

そして蝗ですが、「単に皇(コウ)という音を当てた説」と、「皇帝の不道徳な行いへの天罰として、イナゴが害を及ぼすようになったので、イナゴに蝗の字を当てるようになった説」の二説が見つかりました。へええ。

後者の説は雑誌で有名なcancamのサイトで書かれていて、ファッションだけじゃなく教養も身に着けられるの!?と思いました。すごい。

※参考; https://cancam.jp/archives/1042172
※写真は写真acのものを使用しています
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