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HJC IBEX 2.0 投入

こんにちは。
サイタマサイクルプロジェクトのK平です。

今回はチームスポンサーのInterMax様よりご提供頂いた、【HJC】のヘルメットをご紹介。

※InterMax様HPは以下より


遂に手元に!!

モータースポーツに造詣が深くない僕ですら聞いたことがあったブランドさん。
SHOEIやARAI同様、特にバイクのヘルメットを手掛けていらっしゃるイメージが強かったです。

しかし今シーズンはAG2RやIsraelをサポートし、選手たちの命を守っていることから注目度を伸ばす同ブランド。

そんな一流ブランドさんから今回弊チーム「Saitama Cycle Project」に向けご用意頂いたのはこれ。

HJC IBEX 2.0

Navy/White

参考価格 : ¥37,400-(税込)
着用サイズ : M

※製品ラインナップはこちら(リンククリックで出典元にジャンプします)

カラバリ豊富でコーデしやすいですね!!

今回はチームカラーに合わせて落ち着いたカラー。
女子選手は各々の好みのカラーを選択し使用しています。

比較対象

①LAZER GENESIS AF

※画像クリックで出典元にジャンプします

参考価格 : ¥28,600-(税込)
着用サイズ : M

特徴的なのはやはり公表値通りの軽量さ。
2年ほど使用しましたが、ベンチレーションホールが大型で、冬場は頭皮が凍りそうなくらいには通気性が高かったです。(笑)

昨シーズンの写真ですが着用イメージ

頭頂部のダイヤルを締めてフィットさせる仕様で、個人的にはフィット感が物足りない感じでした。

②KABUTO AERO-V1

画像クリックでメーカーHPにジャンプします

参考価格 : ¥20,900-(税込)
着用サイズ : S/M

実はIBEX 2.0を取り寄せて頂いている間、手持ちのヘルメットが破損し稼働可能なものが無くなったので約3ヶ月間みっちりと繋ぎとして会社の備品をお借りしていました。

こっちみんな

こちらは後頭部に位置するダイヤルを締める仕様。
少し重く感じたのと、エアロモデルとあって少し蒸れやすい感覚でした。

インプレッション

驚異のフィット感

フィンのような部分の存在感

細かな前情報はほぼナシで手に取ったのですが、まず違和感を感じたのはダイヤル等の調整器具が存在しないこと。

内部のアジャスターシステムが機能し、頭をはめ込むと自動でスライドしフィットしてくれます。

内部アジャスター

白い部分と頭頂部あたりに位置するグレーの×型が構造体。
これら『SELFIT』と呼ばれるシステムが良い仕事をしてくれるんですよね。

ネームシールは恐らく監督によるもの
実は側頭部にも調整可能箇所が

最初気が付きませんでしたが、側頭部の留め具をずらすとアジャスターシステム全体の幅を調整することができます。
被りが浅すぎるかな?と感じたらまずはここをいじってみましょう。

自分は横着をこいているだけですが、ヘルメットを脱いだ後放置して次のライドでそのまま被ってもスッポリはまるくらいにはアジャスターが優秀です。
(本当はちゃんとアジャスターの部分を持ちながらやりましょう!!!)

筑波8耐の時の様子

正直まるっきり初めてのメーカーさんだったので、被り初めは違和感がありました。
しかしこのアジャスターのおかげで30分もすれば違和感は無くなり、以降なんの問題もありません。

通気性

先日都民の森に行き、ゼェゼェハァハァ言いながら登った訳ですが、当日は35℃以上をマークするタイミングがある程の酷暑。

ヘルメット内部は自分から発せられた熱気や外部からの熱にやって生じる熱気で否応なしに熱を保ちます。
しかしそこで感じたのは明らかな通気性の良さ。

流石に全身にピトー管を装着している訳ではないので精密機械のようなデータを表示することは出来ませんが、以前GENESISを初めて使った時のような涼しさを体感しました。 


以前Twitterにも書きましたが、特に下り区間では空気の『抜け』を感じられるので篭った熱を一網打尽にしてくれるため夏場でも快適です。

筑波8耐の際の様子
奥が僕でIBEX、手前がチームメイトでFURION着用

隣のチームメイトはエアロモデルのFURIONを選択し使用していますが、こちらも併せて高評価です。
詳しくは着用メンバーがインプレを上げるでしょう。

空力

正直これに関しては詳細データを僕から提示することは難しいです。
自宅に風洞実験場なんてないので。

ただいくつか感じたポイントがあります。
第一にエアフローの良さ。

先述の都民の森ライドや、秩父宮杯試走中などなどここ最近は登って下ってを繰り返すトレーニングが多いので速度域は様々です。

前を向いたまま下っていたり、速度を出している際は何も気になりません。
しかし後方確認等々で頭を後ろに向ける、結果的にヘルメット側面が前面に向けられ空気抵抗となるシーンで何度か明確に押し返される感覚がありました。

その側頭部には大きなメーカーロゴが

要は通常風を受けると考えられる面に関しては空気抵抗が十分に加味されており、そうでない面が前面に出たことによって初めて違和感が感じられたということでしょうか。

当日風が強く向かい風だったのもあるでしょう。
この辺はこれからも要検証ですね。単純に気になります(笑)。

第二にあまりの抵抗感の無さ。
まぁヘルメットをしっかり被った状態で漕いだだけなのに頭が後ろに押し返されるような抵抗を受けていたらキリが無いですし、そんなプロダクトは無いですが。

エセTTフォーム
Aero is Everythingなのは万国共通

ただそれらを差し引いてもストレスフリーな走行感で、ロードレースやサイクリングにおける着用であればなんら不都合は生じない安定感のあるクオリティは感じられました。

改善点(個人的な感想ですが)

唯一、個人的に次作で改善されると嬉しいと感じるのは赤丸で印を付けた箇所。
この辺にアイウェアを差しておける仕組みがあると良いなということです。

というのも降車時やヒルクライム中、アイウェアが不要になった際にヘルメットに差し込む方は少なくないと思うのですが、その差し込み口の形状的にアイウェアが飛び出しすぎてしまう点。

正直ヘッドバンキングでもしない限りは吹っ飛ばないと思いますが、見た目が少し不安定なのでもう少し奥までテンプルを差し込める余地があると嬉しいなといったところですね。

ただ僕はクライム中でもアイウェアを取ることが滅多に無いので、せいぜい休憩中の差し込み場所確保がされていると嬉しいくらいです。

総評

はっきり一言で申し上げるなら『満足』です。

無論JCF公認ステッカー付き

既存ラインナップとはいえチームキットとのマッチングも良く、そもそものバリエーションも豊富なことから一般ライダーさんにとっても選択肢が多いのは嬉しいポイント。

個人的にはもう気に入りすぎて寿命来るまで使い倒す所存ですし、もっと色々な人にカッコよさを知ってほしいですがまだユーザー数自体は多くないのもまた事実。
人と被りにくいのも好印象、という方も少なくないのではないでしょうか。

性能云々も勿論大切ですし、命に関わる部位を保護する器具な分気にすべきことは多々ありますが見た目も大切な要素のひとつ。
身に纏った際に自分で見ても『お、いいね!』ってなる感覚は大切ですよね。

そんなマルチなニーズに対応してくれて、なおかつ頭部を保護し快適なライドを支える重要なプロダクトとして超オススメなのが今回ご紹介した【HJC IBEX 2.0】です。

ご予算などによってお選び頂けるモデルも変化するとは思いますが、なんとInterMax様の采配により幅広いラインナップが国内流通を開始しています。
詳しくはぜひ当ブログ内にも添付しておりますInterMax様の公式HPからラインナップをご覧ください。

他にも気がついた点などがあれば追記ないしは新規で記事を書こうと思っていますのでよろしくお願い致します。

ではまた。


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