【突然交通事故にあった長男の闘病日記】10月23日(日) 213日目:高次脳機能障害
朝、携帯でYahooのニュースを見ていたら、この記事に目がいった。
集中できない、怒りっぽい…50万人が悩む「高次脳機能障害」とは
長男はTBI(外傷性脳損傷)で、この”高次脳機能障害”を心配した。
長男がICUに居る時に医師に長男の脳の障害の程度について質問したことがある。
その時に医師が、
「ネットに色々な情報があるが、症状は人それぞれ違うので、その情報に惑わされないように」
と言われた。
ERからICUに移った際に脳神経外科医からは
「1,2,3 のレベルでいうと、3のレベルの脳損傷です」
と言われた時は、ショックだった。
この先、どうやって長男を世話していけばいいのか?
私達親が死んだ後、次男が長男の面倒を見ることになるのか?
など、先のことばかりを考えていた。
幸い、現在の長男を見ると何かおかしいと思うことはないが、疲れやすいのかベッドの上にいることが多い。
以前よりこだわりが増えた、文句/ネガティブなことを言う、というのが見受けられる。
いや、昔からこの性格だったかもしれないが。
先週の木曜の neuropsychological test:神経心理学的検査 では、以下のテストが行われたらしい。
(患者用ポータルサイトから長男のテスト内容を抜粋)
Brief Test of Attention (BTA)
Brief Visual Memory Test-Revised (BVMT-R)
Boston Naming Test (BNT)
California Verbal Learning Test, 3rd edition (CVLT-III)
Delis Kaplan Executive Functioning System (DKEFS): partial
Fatigue Severity Scale (FSS)
Generalized Anxiety Disorder 7-item Scale (GAD-7)
Grooved Pegboard (GP)
Paced Auditory Serial Addition Test (PASAT)
Patient Health Questionnaire (PHQ-9)
Rey Complex Figure Test (RCFT): partial
Symbol Digit Modalities Test (SDMT)
Test of Premorbid Functioning (TOPF)
Wechsler Adult Intelligence Scale-IV (WAIS-IV): partial
Wechsler Memory Scale-IV (WMS-IV): partial
Wisconsin Card Sorting Test (WCST)
Word Choice
これらの検査を3時間かけて行ったようだ。
この検査結果で、どの程度の障害か分かるらしい。
検査結果は2週間かかるとのこと。
このYahooニュースの記事のコメント欄を読みながら、この障害で苦しんでいる人が多いことに気づいた。
もしかして、長男も私達親が気づかない障害があるのかもしれない。
職場復帰しているが、もしかして誰かに迷惑をかけているのかも?
先日の仕事の面接でもしかしておかしなことを言ったのかも?
心配しすぎかもしれないが、やはり心配だ。
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