【突然交通事故にあった長男の闘病日記】3月29日(火)　5日目：さくら

気づいたら庭の桜も満開近くになっていた。
ここ数日0℃の日々が続き、よく桜もがまんしてると思う。

病院に行く車の中で、夫が昨晩はうなされた、と言った。
夫が大学生の頃、長男と同じように自動車事故にあっている。
センターラインを越えた飲酒運転の車が夫の車に突っ込んできたらしい。
その車の運転手は即死。夫はERへ。
治療等のために大学は休学したらしい。
この事故のシーンがフラッシュバックで夢に出てくるらしい。
医者から薬を処方され、最近は大丈夫だったようだが、昨晩は薬も効かずうなされたと言っていた。

夫と病院のICUに着いた時、ちょうど昨日のICU doctor に会った。
朝の巡廻で息子を診察した時に、声に応じて目を開けたり、手を握ってという反応にも応じたらしい。
手術、リハビリに向けてright directionに向かってるらしい。
ICU doctor はpositiveなdoctor で、ネット上のある情報に惑わされないように、と言っていた。
患者ごとに症状も違うので、正しい解答はない、ということだろう。

長男は薬で一日中寝ていた。話しかけても反応してくれなかった。
脳に刺激を与えるため、音楽をずっとかけておいた。

neurosurgeonのPAが来て、手術に向けた同意書を持ってきた。

neurosurgeon , oral and maxillofacial surgeon , ICU doctor (気管切開と胃ろう）の3つの手術が一度で終わるように、今スケジュールの調整をしてる最中らしい。

日々少しずつだが息子も回復に向けて戦っているんだろう。
私たちも先を考えずに、今を大切に息子の頑張りをサポートするしかない。

昨日Amazonで注文した1000枚の折り紙が届いた。
明日から千羽鶴を折りながら息子の回復を願いたいと思っている。